鳥足掛けでボタンを付けるには。

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大阪女子マラソンでした。福士選手は残念でしたね。重友選手オリンピック内定ですね。おめでとうございます。しかし途中で解説聞いていると30キロ過ぎてのラップが3分20秒とか。どんなスピードなんですか?41.195キロを今回の優勝タイム2時間23分22秒で割ってみると。平均ペースが3分23秒86って。私少し下った道を全力で1キロ走って3分30秒くらいなのですが。それを上回ったスピードで42キロ続けてしまうのですから。なんともオリンピック選手というのは凄いものです。

何れにしてもオリンピックで実力を発揮してもらいたいものですね。

私も日曜日恒例の朝練で8キロ程走ってきました。残り26キロで月間走行距離250キロいくのですが、あと2日でいけますかね?頑張らないと。


お客様からボタンを鳥足掛けで付けるときにはどうやって付けるか説明書をと言われたのですが、ブログに書いた方が皆さんにもお知らせできて良いと思いそのようにさせて頂きました。


先ずは当たり前ですが糸を用意します。

tori001.jpg

針の穴に糸を通して、糸と糸の最後は結んでしまっておきます。

tori002.jpg

そして4つ穴ボタンの2つの穴を通して後ろ側で糸を通してボタンを付ける体制に入ります。

鳥足掛け

通常はクロスに止めるのですが、今回は鳥の足のように。つまり雪の上に鳥が走っていった時の足跡のように、一点を中心として3本の指が伸びていくようにして止めます。

白蝶貝などのオプションボタンをセレクトして頂けるとこの止め方ができるのですが、簡単ですので、ご家庭でもどうぞ。実はクロス掛けよりも簡単だったりする。

鳥足掛け

人によっては止め方と申しますかボタンの付け方でも違う方がいらっしゃると思いますが、先ずはクロス掛けで付けるように中心を。ここまではどんなボタンでも多分手順は一緒だと思います。

鳥足掛け

このようにシャツにしっかりと止めます。続いて。

鳥足掛け

クロス掛けと同じようにこの位置から糸を出します。続いてクロスに渡すのではなく。

鳥足掛け

最初のこの位置に糸を戻してボタンホールに糸を入れていきます。

鳥足掛け

今度はあと1箇所通ってない所に糸を通していきます。

鳥足掛け

もう一度この糸を戻します。戻したこの穴が拠点になるわけです。

鳥足掛け

ここで、そのまま裏に針を通すわけではなく、一旦ボタンと布との間に針をもってきて。

鳥足掛け

ボタンと布との間に一回転糸を回して根回しを致します。これによってしっかりとボタンが止まります。

鳥足掛け

更に糸を強く引けば出来上がり。

鳥足掛け

ここで針を再度裏側にもってきまして、玉結びをしてしっかりと止めます。最後の糸は私の場合は再度表に返して切ってしまえば出来上がり。簡単でしょ?

鳥足掛け

何故にこのような止め方をするか?写真の貝ボタンは2ミリ厚の薄いものですから、この止め方にしなくても大丈夫だと思いますが、4ミリくらいの厚さのあるボタンはやはり止めにくいのです。写真のように、鳥足掛けにしますと、ボタンの中心がクロス掛けのような真ん中にくるのではなく、少しずれます。ですからボタンが浮きやすくなり厚いボタンでもクロス掛けにするよりは止めやすくなるのです。

見栄えも違いますし、しかも止めやすくもなります。是非お試し頂ければと思います。特に色糸でボタンを付けた時などはアクセントになりますので、ボタンの付け方一つで洒落たシャツに。


当店ではオプションと申しますか、貝ボタンをセレクトして頂きますと、機械ではボタンが付けられません。当然手付けとなりますので、クロス掛けとこの鳥足掛けとを選んで頂けれるようになっております。


お分かりになって頂けましたでしょうか。


時々言われるのです。ボタン付けられるのですか?って。当たり前ですシャツ屋ですから。小学校の家庭科の時間にしっかりと習いました。

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