剣ボロのボタンホールの開き方

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いきなりですが、剣ボロってご存知でしょうか?


シャツのパーツの一つです。シャツには袖があって、袖の先にはカフスが。カフスから袖に向けて付いている、パーツです。

cuffsyoko1.jpg

そうです。これです。カフスのボタンを外して、剣ボロのボタンを外すと更に袖口が開きます。袖をまくることがあるかは別として、まくりやすいように。結果カフスにアイロンをかけやすくもなります。カジュアルなシャツですと、この剣ボロも短く、ボタンが付いていないものもあります。


当店のシャツの場合は、この剣ボロのボタンホールはカフスのボタンホールと同様に横に開けてあります。


横に開いている方が少ないかも知れません。

cuffstate.jpg

一般的にはこのように、カフスのボタンホールと違う方向に開いている方が多いと思います。最近はこの剣ボロの巾を細くしているシャツもあり、そうなると当店のように横に開けることはできませんが、仮にシャツの袖丈を修理し短くする場合は、袖からカフスとこの剣ボロを取り外さなくてはいけません。その際には上のシャツのような方向で剣ボロのボタンを開けていた方が、ボタンホールが他の生地を噛むことがなく、外しやすいという利点があります。


ただこの場合、シャツのボタンを止めるという自然な動作からいうと、腕を外側に不自然に曲げる必要があります。


cuffsyoko2.jpg


このようにボタンホールを開けていれば、手を真っ直ぐに伸ばした状態でボタンをかけることができます。ということで当店の剣ボロのボタンホールはカフスのボタンホールと同じ方向に開けてあります。

ただ、ホームページからのご注文で見本シャツと同じように。とご指示を頂いたお客様は見本のシャツに忠実にお作りしております。


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