シルクの生地を仕入れにいくと、そこはライブハウスだった。Silk Beat

当店はメインはコットンの生地がほとんどですが、たまにシルクの生地のご要望がございます。


シルクというのは、蚕からできていますので、動物性蛋白質。白の生地ですと、時間が経つと勝手に黄ばみが出てきます。長期保管するのは難しく、生地商に確認をしましたが、現在は扱ってないとのこと。


知人のアパレル関係の方にお聞きすると、小松の絹の織物工場で用意できるのではないか。とのこと。早速連絡をして本日午前中に行ってきました。


迷いながら、何とかたどり着いて工場の扉を開けると、織機の大きな音が聞こえます。


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こんな商売をやっていますが、実際の織物工場を見るのは恥ずかしながら初めて。こんな織機がずら~~と並んでいるわけですが、随分向こうに作業をしている人を見つけますが、当然織機の音が大きく、声が届くわけがありません。


織機の間を通りながら、工場の女性に近づくと、向こうから私の方に来てくれました。耳元で喋らないと分からないので、近づいて「金港堂」であることを伝えると。隣のSilkBeatという建物に社長がいるのでそちらに行ってほしいとのこと。声を掛けさせて頂いたのが奥様のようでした。


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外観はこんな感じ。


中に入ると。


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ピアノに大きなスピーカーが。その向かい側にはカウンターバー。

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とここまで写真を撮って、社長さんに生地サンプルを見せてもらい、シルクの生地を購入したわけですが、商談している生地の写真とかは撮るのを忘れました。というか商談は10分くらいで終了したのですが、その後にこの場所の説明を受けて、ちょっと見ていきます?と言われて扉を開いた向こうには。


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こんな素晴らしいステージが。金沢にはありません。椅子を並べると100名以上は楽に入ると思います。ミキサーまで本格的。


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もともとは工場だったそうですが、社長さんの趣味がこうじてこのようなライブハウスというか、ステージになったようです。今ではライブだけではなく、カラオケの会があったり、地元のバンドの練習に使われたりとされているようです。


帰り際にお値段をお聞きすると、マイクやミキサーも全て使って、ライブと同様の環境にしつらえて、1時間2,500円という破格の値段。2時間練習して、5000円。バンドに5人いれば、一人1000円でこの広いスペースで練習ができます。


実際にライブをやる時は、チケットなども発生しますし、またドリンクなどもここで出せるようですが、ご相談させて下さいとのこと。


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会場の右側には、シルクのスクリーンがかかっており、天井からはプロジェクターがぶら下がっておりましたので、結婚式の二次会等にも使うことができるとのこと。流石絹織物が本業ですから、シルクのこんなに大きなスクリーンも用意できるようで、プロジェクターを当てた時の色の出も違うとのこと。シルクのこのスクリーンだけで作ろうと思ったらいくらかかるか?(笑)


ということで、商談はわずかでしたが、私も音楽やっていたので、話がはずみ、ここで歌ってくださいよ。と有り難い社交辞令も頂き、帰路につきました。


住所 石川県小松市安宅町ヨ60
TEL 0761-22-4698

ライブハウスのご用命は Silk Beat さんへ。シルクのシャツのご用命は片町金港堂へ。よろしくお願い致します。


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