オーダーシャツ生地の素材に関して。

昨日知人から、シャツ生地でもクール素材がないのか?という質問を受けました。


私はちょっと勘違いしたのは、いわゆる冷感素材。ユニクロさんで扱っているような化学繊維の冷感繊維のことかと思ったのですが。そのような生地は今の所存在を知りませんん。昔からシャツには化学繊維ではなくても、涼しい素材があります。


リネン素材、リネン・コットン、ボイル、メッシュ。これらは天然素材です。ファッションはこの辺りで線引があるような気がします。高機能の化学繊維。そして天然素材で工夫をした素材。この高機能の化学繊維をファッション業界に多く取り入れて来たのが、ユニクロさんとも言えるかも知れません。


ただ、高級品という立場で言うと、やはり天然素材からの発展的な素材が一番というか、そうあって欲しいと信じているわけでございます。当店の会長などは「絶対に化繊など着る、身体に悪い」とまで言い切りますから。まぁ今は化学繊維が身体に悪いということもないとは思いますけど。昔の考えだとそうでしょうね。


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このようにコットンですが、触るとヒヤッとするようなサマーコットンという素材もあります。ただソックスの場合は、強度や伸縮性を保つためにナイロンや、ポリウレタンなどの化学繊維は入っていますが。


今のようは高機能な化学繊維が出てくる前は、いわゆる着心地が良い、暑くない、というような素材はなく、どちらかというとメンテナンスを楽にするための高機能?シャツ生地は昔から存在します。ポリエステルと綿の混紡素材です。


洗濯機で回して、そのまま干せばある程度の形になる。ただ綿100%と違うので、通気性が良くないので、暑い。私はこちらの方が不自然じゃないかと思いますが、シワにならない。だから当店の会長は、身体に悪いとまでいうのではないかと思います。ましてや下着などは、化学繊維は汗を全く吸わないと思っていますから。今は汗を吸うというか、吸った汗を早く乾かすための素材が下着にはありますが。


今のところシャツに関しては、良いシャツ生地=メンテナンスが大変。という図式ですが、今後はどう変わっていくのでしょう。


ちなみに、綿が扱いが大変と言われるかも知れませんが、シルクから綿に変わってきたことを考えると、その時点では大きな変革だったのだと思います。あと何十年か経つと、いや何百年かも知れませんが、昔は綿だったよね・・・とシャツ生地の素材が変わる時がくるのかも知れません。

日曜日ですから、朝練の様子を。私は今日19キロ走りまして、昨日と合わせると30キロオーバー、なかなか頑張っております。

今日も辰巳ダム。

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いちおう今回もスーパーエリートポーズとやらを。一部理解していないメンバーがいましたが。


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