松任ロードレース10キロ完走記

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最近完走記に気合が入ってない。う~ん。あまり良い記録が出ないから?さて今日は。


昨年は晴れました。このレース2011年から走ってます。2011年のタイムが41分30秒で50歳以上男子で13位、2012年が40分8秒 50歳以上男子6位入賞、2013年は39分39秒 50歳以上男子5位入賞。昨年はようやく10キロで40分を切れた縁起の良い大会。さて今回は。


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この前の百万石ロードレースのハーフもそうですが、絶好調の一昨年と比べるとどうもうまくタイムが出ない。かと言ってそんなに悪いか?というとそこまで悪くはない。ウルトラマラソン走った後も短い距離のスピードトレーニングはやってきた。


でも、恐らく今回の10キロは昨年のように40分は切れないだろう?しかし41分を切れれば50代での入賞も見えてくるのではないか?1キロを4分切って走インターバルトレーニングも積んできたじゃないか?と臨んだ松任ロードレース。いいのです、とにかく8位までに入賞して副賞のお米さえ貰えれば。唯一午前中休んでもお米を持って帰れば何とかなる大会ですから。ジムでも「次のレース何?」と聞かれ「松任ロードレースです」と答えると「米狙いか?」と人を米泥棒みたいに言う人もいたりして(笑)


さて、会場に着くと昨日の雨嵐が嘘のように晴れている。ただバックストレートを見るとフラッグがかなりの勢いで揺らいでおります。風が強いなと思いながら、アップの為にグランドを数周。何となく身体が心拍数をあまり上げたがりません。ちょっと早めに走って直ぐにジョグに切り替えるような感じ。


今回の松任ロードレースは東京マラソンの準エリート10名を選考する大会でもあり、陸連登録者で、ハーフ1時間25分以内、10位以内というのが条件。当然ハーフのベストが昨年の1時間27分台ですから、25分切りは難しいと判断し、ハーフのエントリーは諦めております。


最初にハーフのスタート。その後10キロのスタートになります。

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ハーフのメンバーのスタートのスタートです。この雨の中、また気温が低いなか21キロはキツイだろうな?とポツポツ再び降り始める中皆を見送ります。


さて、10キロのスタート。チームのメンバーとランシャツランパンになり、記念撮影。


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まだ30そこそこ、しかも陸上経験者。ここの所一緒に練習しているので、彼をペーサーに付けてと思って、最初の1キロ3分50くらいで入ってくれよと伝えてスタート地点に。

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ところが最初の1キロのラップが3分55秒。ちょうど陸上競技場を出る時にラップを確認。おい遅いじゃないか?と思い。一旦彼を抜きます。次の2キロ目のラップが3分51秒。陸上競技場を周回しながら、50歳以上のランナーをチェック。私の前に団子状態になって数人いるのを確認。さて、このランナーを抜いていかないと。

3キロを通過、ラップは3分52秒。よしまずまず。そんなに苦しくない。この調子で走りきれればもしかすると40分切れるのではないか?と考えて走ります。


この辺りで前の方に走っている50歳以上のランナー3人をまとめて抜きました。雨も降り始め右側は歩道に大きな並木があるので、その部分は道路も濡れておらず走れます。応援される方もその木陰ならなんとか雨に濡れずに応援できているかと。


4キロのラップがジャスト4分。いつもそうなのですが、この松任ロードレースは最初と最後に陸上競技場をぐるぐるするせいか、GPS時計の距離が曖昧です。ゴールすると少し長くでるので、4分で走ったら駄目なのです。まだ楽に走れていますが、ここでラップを3分50秒に戻さないと。

少し姿勢を戻し体幹を使って身体を起こします。5キロのラップが3分57秒。少し戻したと言ってもこんなもの。自分が速く走っている感覚は自分が速くなったのでなくて、前のランナーが最初に飛ばし過ぎで落ちてきてることを実感。


折り返します。10キロのトップは2位を大きく離してリード。その後に4人程固まって2位集団。その中で同じアミノバリューでコーチをやっているメンバーを発見。今回な入賞狙い。いい感じ。折り返す時にゼッケンが6から始まる50歳代のランナーの数を数えます。4人。多分4人。となると5番目?その後私のペースメーカー(笑)が先に通過します。いい感じ。40分切りは確実だろうな?と思いながら走ります。折り返しをUターンした途端。なんだこれは?向かい風です。万事休す。キャップのツバを前から後ろに向けて風が当たるのを避けますが、こうなるとメガネをかけている私は不利。雨がまともにメガネにあたります。


さぁここからが辛抱。3キロ辺りからずっと前を走っている若い3人。何とか抜けないかな?と思っていた矢先に、私が抜いた50歳代のランナーの足音が段々と強くなってきます。あ~~~来たか。と思ってふと赤い影が横の視線に入ります。赤のランシャツを着た50歳代ランナーです。ただここで頑張りました。前の三人を唯一アプダウンがある、線路下をくぐる坂で一気に抜きました。多分私が前のランナーを抜くことによって私を抜く気力が失せるのではないかと考えたわけです。


ほぼ正解。その後は暫く足音が聞こえませんでした。あとはタイムとの勝負。6キロで4分4秒、7キロで4分13秒。この時点で恐らく貯金は無し。借金生活に入ったのではないか?と想像。このコースラスト2キロと1キロの表示しかないのですが、ラスト2キロになった時のタイムが32分20秒前後だったように記憶しております。これなら40分切れるのではないか?と一瞬思ったのですが、それは計算間違い。ゆっくり計算してそれは駄目だと気が付き、とにかく今の順位を落とさないことを考えます。


ラスト1キロの看板を過ぎ、このコーナーを曲がると

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ラスト陸上競技場までの直線、そして右に曲がって陸上競技場に続く道。

ここで来た~少し息は荒いがここでスピードアップしてくるランナーが。一旦は引き離そうと思ったのですが、ペースを上げてくる。陸上競技場に入るか入らないかの時に抜かれたような記憶がありますが、ただこの時点で私はいっぱいいっぱい。それが心肺ではなく、脚なんです。たかが10キロなのに、力強く最後まで走り抜ける脚が出来ていなかった。やはり中距離のペース走が足りなかったのがいけない。

数メートル先にランナーを見ながら、それを追っかける。ランニングベルトをお腹に巻いててゼッケンが見えないと思っていたので、コーナーの曲がり角でランニングベルトを外して、コーナーの内側に放りました。この大会タイムはチップではなくて、ストップウォッチでの計測。ゼッケンが見えないと計測されない可能性があったので、そして入賞しないとその日にタイムが分からない。

バックストレートでもう一度前のランナーを抜こうと思いましたが、脚がふらついてスピードが出ないのです。これはもう駄目。


最後のストレート、数メートル先ですが先にゴールに入ったのを見ながら私もゴール。普通だったら駆け抜ける所ですが、ゴール直前に力が抜けてふらっとゴールラインを越えたような感じでした。

ゴールした後に先にゴールしたランナーと一応はデッドヒートを繰り広げたということで、そして多分意識していたと思い、手を差し伸べて握手を。完敗したことを伝えると「病気してて走れなかったのですよね」と言われ、「いえ膝を痛めて一月走れなかったのですよ。」と話すと「ブログで平のクロスカントリーで随分悔しがっておられましたから」と。え?ブログご覧に(笑)


有難うございます。多分このブログもご覧になっていらっしゃると思います。来年は鍛え直して勝ちます(爆)ということでお疲れ様でした。フラフラになりながら、ベルトをとりにコーナーまで。

その後皆と合流して、豚汁とおにぎり食べてたら低体温症みたいになり、手が震えだしたので、慌てて車に戻って着替えました。その前に表彰状を書いている所をたまたま覗いたのですが、「7位 宮谷隆之」という文字を発見し、ちょっと安心をしましたが、6位だと思っていたのが7位ということでちょっと残念正式なタイムも40分47秒、手元の時計が40分41秒でしたから6秒おかしい。ちょっとこのガーミンいかれているかも?


残念ながら雨の為に室内での表彰式になりました。

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表彰式が終わった途端にあんなに土砂降りだったのに晴れてきました。

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何故に入賞したいかと申しますと、表彰状の下に隠れている箱が目的。コシヒカリのパックのお米です。レースはお金がかかりますが、何か持って帰れれば家族も納得。


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最後は雨の中応援に来てくれたメンバーと写真を撮って終わりました。皆さんお疲れ様でした。

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