たまには何も思いつかないこともあります。
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今日はちょっと趣向を変えて。
一枚の写真。
ちょっと前に親戚から頂きましたこの写真。真ん中に座っているのが当店の初代「宮谷 幸作」恐らく２０歳くらいの時の写真ということから、今から９０年前に上海に渡った頃の写真です。
向こうで、シャツの縫製と英語を勉強し、こちらに戻って金港堂を開業したとのこと。子どもの頃数時間かけて初代の前に座らされ永遠と当時のことを聞かされました。今から思うとあの一日が無ければ私は金港堂の成り立ちを知らずに今があったでしょう。
金港堂の歴史に関してはここでは述べませんが、良ければ当店のサイトをご覧になって頂ければと思います。
http://www.kinkodo.co.jp/shirt/history/index.html
この写真。中央にいるのが初代。私の祖父だと言うことは分かりますが、その周りの人は誰だか分かりません。ロシア人の名刺を頼りに向こうに渡ったと言うのは聞いているのですが、現地のシャツ屋さんなのか誰なのかは分かりません。
しかし、９０年前の上海お洒落だったと思いませんか？全身白でまとまっていますが、何故か靴下は黒。左に座っている子どもも全身白なのに黒の靴下を履いているのは当時のトレンド。もしくはそう履くのが本当なのかも知れません。
昔は男性も女性もそれなりの格好をしていたようです。昔の写真の方が圧倒的に男性はお洒落。いつから乱れてしまったのでしょう(笑）
当店も今年で７６年。１００年を超える企業はいっぱいありますしまだまだではありますが、伝統をブログやホームページなどの新しいツールを使って発信していきたいと思います。
当時英語が喋れる人はそんなにいなかったらしいです。先端行ってたのでしょうね。負けないように、いや勝てはできないでしょうけど。頑張ります。
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