松任ロードレース10キロ記録更新なるか?入賞なるか?

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朝方雨がぱらつきましたが、会場に着く頃には秋晴れ。マラソン走るには若干暑いかな?というような天候でしたが、過去2年は風が強かったり雨が降ったりとあまりコンディションが良くないなかのレースでしたので、今日は最高のコンディションでした。


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このレースはハーフ、そして10マイル、そして私が出走する10キロ。何故かこの大会は10キロを走ります。と言うのは10キロだけ50歳以上の部がある。そして8位まで入賞があり、入賞すると立派な手書きの(名前)表彰状とメダル。そしてお米が貰える(笑)唯一入賞すると家族にも喜ばれる。といってもエントリー代払っているから一緒なんですけど。


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664番のゼッケン。いい語呂が見つかりません。受付で50歳以上の部の確認。60人程度でしょうか。まぁこの場合は規模ではなくて、だいたい40分前後で入賞できるだろうというのは昨年の経験上分かっていましたから、50歳以上のランナーのゼッケンの確認です。600番台以上が50歳以上と確認します。


タイムも勿論大事ですが今回はお米です(笑)

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ハーフを走るメンバーの見送りです。そっちに入るなと怒られながら。その次に10マイル、そして私が走る10キロ。


走る前に精神統一してじっとしているランナーもいて、私もそうしなくてはいけないかな?と思いましたが、私の場合はいつもスタート直前まで皆と話してリラックスするタイプ。黙ってしまうと身体が固まってダメなような気がしています。

さて、ほどなくしてスタート。過去2回ほど走っているはずなのに忘れてました。グランド2周を。私1周だと思っていたのですが、スタート直前に聞いて慌てなくて良かった。

過去の大会から最初の1キロはGARMIN(GPS時計)が当てにならないことは知っていました。グランドぐるぐるだから誤差が出ます。2キロ目のラップだけを確認して走ろうと。そう決めて号砲を待ちます。


ピストルの音と共にスタート。身体がだいたいキロ4分を覚えているはずなので、自分の体感で走りますが、過去のレースよりも位置取りが後ろのような感じがします。グランドを走りながら600番台以降を確認します。私の前に5人いるような感じが。ただ直線とグランドのコーナーで確認するので確かではありません。何となく6位くらいかな?という感じ。ただ5位の選手のペースについていくのは難しいことも確認。

1キロのラップが3分40秒を切ってたような気がします。勿論これはおかしいことは知っています。さて2キロのラップは3分50秒。そうこのペースでいけば大丈夫。息も楽ではないけど、いっぱいいっぱいでもない。このペースが続けばラスト3キロでスパートかけられる。と思い同じペースで。


この辺りで前方に女性のトップを捉えます。横に並んで抜きましたが、後ろから見ていると楽に見えますが、かなり息も苦しいのを確認。


そして、次のラップを見た瞬間。4分5秒。いかん。このままではいかんと思い。ラップじゃなくて、前の600番台のランナーをおっかけようと切り替えました。


トップもバラけていますが、その後第2集団くらいの数人が前の600番台のランナーを飲み込もうとしています。ただそのランナーもその集団に喰らいつくような感じ。私も追っかけます。5キロ手前くらいなのですが、息もかなり辛くなってきました。折り返しは5キロを超えたところ。


先頭を走るランナーを確認し、その2番手に知人のランナーを確認。手を上げてすれ違いますが、速い。すれ違いながら600番台を探します。一人二人・・・やはり五人いる。ということは六位。このままでいくとお米はゲットできるが、昨年の順位と一緒じゃないか?と40分切りは勿論ですが、お米のことばかり考えます。


かなり息は苦しいのですが、脚はまだある。やはり走りこみをしていたからか?というよりハーフをしっかり走れているからだと思います。とにかく体幹を意識し身体を起こして脚で路面を強く蹴る。それだけを確認します。


もう既にあまりGARMINは確認しておりません。残り4キロだと記憶しているのですが、その時点で1キロ4分で走って15秒ほどの貯金があったと思います。ただ先ほどのように4分5秒というラップが出てくれば3キロでその貯金も使ってしまいます。何とか頑張って最低でも4分で走らなくては。


またいつもの気管に唾が入って咳き込みます。少しスピードを緩めて落ち着くのを待ちます。その時点で前のランナーは遠のいて行った感じ。これで今年も6位だと諦めますが、それよりも後ろのランナーが迫ってこないかが気になります。前回はこの辺りでいっぱいいっぱいでした。今回はまだ脚が出る。


後ろを振り返る余裕は無かったので足音を確認しますが、それも聞こえてきません。知人のランナーが応援してくれているのに応答できたか分かりませんが、とにかく感謝。有難い。


赤いコーンが見えたのであのコーンを右に曲がれば陸上競技場だ?と思ったら、その筋じゃなく、更にその先でした。


その赤いコーンが見えて右折する直前にラスト1キロの看板が見えます。あやふやな記憶ですが、4分15秒ほどあったと思います。もうこれで40分は切れたと少し安心。本当に4分5秒のラップを見た時は今回もダメか?と思いましたが、本当に苦しいながら粘ってきて良かった。


コーナーを曲がった所で600番台のランナーの背中が目に飛び込んできます。あれ?さっきのランナーがこんな近くに。と思い追っかけます。ただ今まで力のあったランナー。もしここで私が上げて抜いた時にラストでまた抜かれるのではないか?と思いました。


というのも昨年。ラスト2キロくらいからいっぱいいっぱいの中抜きつ抜かれつしたランナーに陸上競技場に入ってからラスト200メートルで交わされました。


まだ陸上競技場まで入っていない。残りは1キロは切っているものの600メートルはある。ここで抜いていいものか?ただ敢えてそのランナーの後ろにつくということはラップも遅くなるので、40分も危うくなるかも知れない。色んなことを考えながらも一旦そのランナーの後ろにつこうと思い緩めたスピードを更に上げます。そのランナーをかわした所が、ほぼ陸上競技場手前。


追っかけてこないかと足音を確認しますが、よく分かりません。とにかく自分のスピードを緩めないことを考えながら、トラックに入る坂を降ります。もういっぱいいっぱい。チームメイトがコーナーで応援してくれています。順位もそうですが、40分切りを強く言っていたので、「切れるよ。切れるよ」の声。ただ反応はできたのかどうかも記憶にありません。そして、前回抜かれたバックストレートで後ろを振り返りましたが、後ろのランナーは3~40メートルくらい後方だったと思います。これで抜かれない。後はタイムをと精一杯走りこみます。苦しい、早く終わりたい。ゴールしたい。ラスト100メートルは死ぬ物狂い。


ゴールして時計を見ると39分37秒58。39分38秒だと確認し、チームメイトに駆け寄り切れたことを報告。私もそうですが皆喜んでくれました。本当に嬉しい瞬間。


その後10マイル、ハーフのチームメイトのゴールを見届けて表彰式を待ちます。前回は入賞しているかどうかも分からず、ただもし入賞していたらタイムがはっきりすると思っての表彰式待ちだったのですが、今回は入賞は分かっていたので気楽に待ちました。


10キロ50代の部1位◯◯君。◯◯チーム。タイム◯◯。2位◯◯君。◯◯チーム。タイム◯◯。5位宮谷君。チーム・・・・・・ 金港堂(きんこうどう)が直ぐに読めなかったみたい(笑)タイム39分39秒。


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お米と賞状とメダル。実は一緒に走ってくれているN師匠。自分のゼッケンが39だったので、39分39秒で走れと言われて、公式タイムがまさに39分39秒。預言者か?それで自分のゼッケンを持ってきて一緒に撮影。私のゼッケンではございません。ちなみに師匠はハーフ。

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昨年は雨のために室内での表彰でしたが、今回はちゃんと台の上に乗っての表彰式でした。


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このやりきった感のある笑顔(笑)

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最後はチームのメンバーで記念撮影。皆さんお疲れ様でした。有難うございました。

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