2015加賀温泉郷マラソン完走記(前編)

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フルマラソンを走り切り。今店に戻り、店からブログ更新しております。仕事は滞っていますが、明日また頑張りますのでお許し下さい。


さて、試走でこんなコース走らせるのか?とちょっと怒ってたというか、自己ベスト更新は無理だろうと思って臨んだこの大会。


早朝5時にアラームをセットしたら、4時47分に目が覚めました。もう年寄りです。緊張をしてたわけではないのに。


昨日は大盛りのミートスパゲティを食べたのに、5時から、月見うどんとおにぎり2つを完食し、そして最終の用意をして6時に、チームの美ジョガーが迎えに来てくれる、自宅裏の神社に向かいます。朝早く起きられたので、自宅の神棚、そして神社にもお詣りをして車に乗り込んだのだが、お詣りをする神社。いつも参拝した後に署名ができるように、ノートが開いてあります。この時の署名が2番め。1番が良かったのに。ちょっと前に先にきたおばさんに先をこされました。


一路、加賀に向かいます。隣のT美ジョガー今日も絶好調に飛ばします。車は私が運転しているので、飛ばしているのは「口」よく喋ります。名古屋ウィメンズで都市型マラソンを経験し、こんな田舎の大会は面白くないとか・・・余裕かましておりますが、トイレ休憩などを挟んで、指定された駐車場に入り。送迎のバスを待って、会場の陸上競技場へ向かいます。

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今年もお目にかかりました。金港堂バス。「金港堂」がスポンサーなわけではなく、送迎用に使われたバスがたまたまこれだったのだと思いますが。ちなみにこの画像は、このブログのトップ画像と一緒です。

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昨年は中止となった大会。私の初フルはこの加賀温泉郷マラソンの前身となる2008年4月20日に開催された、全国健勝マラソン日本海大会その時のタイムが3時間35分18秒。7年も経っているのに進歩がありません。それよりも加齢が進んでいっているのか?

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会場の雰囲気です。チームのメンバーも揃い始めます。

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スマホを手にして走ることはないので、写真はここまで。


9時スタートなのに8時半から並び、身体が冷えてきます。8時50分。まだ10分もあるのに、トラックに並び少し尿意も。スタート前にシューズの紐を締め直したりし、周りを見渡すと、ずっと前にチームメンバーが。一人で寂しくスタート時間を待ちます。


ゲストの増田明美さんが、スタート前に、このコースはきついですよ。16の坂はありますが、16のエイドもあります。しっかりと補給して頑張って下さい。とエールをもらい。さてスタート。

トラックをほぼ1周して、直ぐに下り。先ずは山代温泉の方に。ここはほぼ平ら。というより若干下り基調なので、少しラップを上げます。ここで稼ごうといういつもの悪い癖。

数名のチームメイトと会話しながら、ラップが早いのを確認しながらもそのまま進みます。


先月のハーフマラソンは1時間27分30秒の自己ベスト。平均ラップが4分8秒ですから、4分30秒くらいは楽勝なはず。一応目標は3時間20分においておりますので、4分44秒で良いはず。最初の5キロは。

1  4:24.5
2 4:34.3
3 4:32.0
4 4:24.1
5 4:25.9

ちょっと早め?大丈夫大丈夫。多分大丈夫。下りだから。5キロ過ぎだと思いますが、山代温泉を折り返します。そこでチームメイトとエールの交換。今回私のライバルは、ここの所勝っているはずの、某有名医師。O氏とします。折り返しで私の後ろにいます。妥当な位置だ(笑)と思いますが、後で痛い目に。そして、初フルが確か3時間37分くらいだったと思う。マドマーゼル女史。そして大学の後輩の牧瀬里穂。いや牧瀬里穂似のM女史。抜かれたくない。と思いながら走りますが、折り返した時に、某有名国立大学の陸上部出身のM中君と、よせばいいのに、また前半から飛ばしている枝雀師匠とが二人で坂を上ってきます。


そんなこんなで走っていると、途中ですれ違ったランナーに「ブログ見てます」と声を掛けられます。1レース必ず一人、もしくは二人ほど、レース途中でこのように声を掛けられますが、自己ベストをお聞きすると、3時間半を切るくらい。このペースだと3時間20分を切るペースだけど大丈夫と聞きましたが、どうせ後半落ちるから?と言ってペースを上げていきます。暫く彼と並走しました。抜きつ抜かれつし、結局彼の方が先に進んでいきました。一体彼は何分でゴールしたのでしょうか?


5キロ行って5キロ戻る折り返しなので、チームのメンバーとスレ違います。マドマーゼルは元気に手を振ってますし、牧瀬里穂も元気そう。ワンコさんや、今回完走記を書くために走る、かとちゃんぺ。七尾から参戦の日本で一番礼儀正しいランナーのN君。彼はすれ違った時に帽子をとって挨拶します。私にだけかと思ったら、他のランナーにもしてたよう(笑)あなた凄すぎ!急いで書いているので今思い出せないランナーもいますが、多くのランナーと挨拶を交わしながら走っているので、前傾にはなっていない。ただペースが無茶苦茶になり、少し上がったような気がします。すれ違いは楽しいけど、ちょっとレースとしては辛い。


ちょっとだけ言い訳。実は金曜日にスピード練習をトレッドミルで2キロだけやった時に、右股関節に違和感というか痛みを感じ。今日もあまり調子が良くない。ストライドを上げようと股関節を回転させるとちょっと痛い。それをかまってかハムストリングスに違和感がありながら、走ります。

6 4:42.5
7 4:14.5
8 4:32.6
9 4:40.5
10 4:48.8

下ったので、上りもあり、多少はラップも落ちますが、予想していたタイムより早いラップで走ります。順調なようですし、心肺は辛くないのですが、脚が思いことを感じます。でも重たく入って途中で軽くなることもあるから?と思い、脚を進めます。

一緒なペースのランナーと走っていたので、何だか自分のペースではなく、相手のペースに合わせるような感じになってきたので、自分のペースを維持します。今回は、接地する足の位置、そして腕をコンパクトに振ること、そして肩甲骨を使うことと、股関節をうまく回転させることを意識して走りました。


割りと平な道を進み。


11 4:48.0
12 4:28.0
13 4:36.3
14 4:23.4
15 4:39.7

15キロまでは順調。42キロもあるのですから、この辺りまで順調であって当たり前。

16 4:38.5
17 4:47.6
18 4:31.0
19 4:38.3
20 4:44.4

半分まで来て山代温泉古総湯を一周する折り返しに来ます。知り合いのランナーとすれ違います、お互いにエールを交換、そして名医O氏の姿も確認。まだ勝ってる。マドマーゼルも確認したような気がしますが、後輩の牧瀬里穂はこの時は見ることが出来なかったと思います。


チームメンバーで応援してくれてる、酒豪T女史から応援をもらいますが、もうちょっと疲れてきていて、この前ハーフを走りきったのに、今日はフルマラソンのペースでハーフ走って疲れてるのはどういうこと?と自分に疑問を投げかけながら、彼女に、「まだ半分」と言うと、「もう半分」と言われました。まぁ言うのは簡単です。これから上りなんです。


21 4:40.5
22 4:33.1
23 4:43.2
24 4:58.6
25 4:54.2

私のGARMIN(GPS時計)はモードを失敗していて、止まった時には時計が止まるようになっており、最初のスタート時点で時計が一瞬止まってしまいました。となると本当に止まると時計自体が止まってしまうので、今日は歩けないなぁと思いながらも、ダラダラと長い上り坂を上ります。以前にこう聞いたことがありました。「前半は腕(上半身)で走れ、後半は脚で走れ、疲れてきたら心で走れ」私体幹トレーニングで4キロのバーベル持って200回腕を振るというトレーニングを密かにやっておりましたので、上り坂は腕を振って脚を使わないように走ります。いや走ったつもり。

山中温泉をぐるっと回る折り返しに入りました。本当はここからが下りなのですが、ここから最後の上りがあるのも知っています。総湯を折り返して、商店街の中を走ると、女子高校生?に扮した石川ランナーズの皆さんの応援を頂きます。私設エイドは有難かったし嬉しかった。一番先頭にいる、女子高校生風の人に近づくと。サブスリーランナーのM室君だった。近づくのではなかった。細いから女子高校生に見えた(笑)その後ドリンクをもらい、そしてワッフルを頂いたのだが、ドリンクを先に飲んでからワッフルを食べたものだから、口の中でワッフルが留まって喉に入っていかない。どうせなら、先にワッフルを下さい。その後にドリンク。これからそのようにお願いします(笑)


それからまたすれ違いになります。またマドマーゼルとNキラー氏とすれ違い。マドマーゼルはまだまだ元気で手を振りながら、声を掛けてくれます。


このコースの最大の難所。急坂に入ります。確か上りのメーター数も書いてありましたが、400メートルは無かったはず。


一度上ってみて下さい、歩いてでも息切れるから、周りのランナーは下見をしてなかったのか、皆驚きの声をあげます。日本中のレース探してもあのような坂があるコースってあるかな?という感じ。


後100メートルという看板を見ながら前方右側に、少し葉桜になった桜の木を目指して走ります。桜の木を過ぎ、右に折れてようやく、下りに。その時点で沢山の応援を頂くのですが、応える力ありません。上った後にまた下りも辛い。応えられません。私は極力応援には応えて走ろうとしているのですが、この時点では全く声も出ませんでした。しかしここから下り。


でも何となく嫌な兆候が太もも辺りにあります。まだ28キロ。ちょっと早くない?スタート地点からウエストポーチに入れた塩タブレットや2ラン(サプリ)を飲みながら走ってました。私のレースは脚が攣らなかったら自己ベスト、脚が攣ったら悲惨なレースに決まってます。まぁ毎回攣らなかったといっても自己ベストにはなりませんが、この時点でも3時間20分くらいは死守できそうなラップできているはず。

26 5:06.8
27 4:47.9
28 5:20.4
29 5:12.1
30 5:20.7

28キロ地点で5分20秒とありますが、ここが多分急な上り坂だと思います。ただその後のラップも5分12秒、5分20秒となっています。さてどうなったのでしょうか?


実はピリッときてしまったのです。脚に。万事休す。まだ12キロもあるのに。ここから歩いたらゴールできるかな?

エイドによって塩タブレットを4~5個とり、スポーツドリンクで一気に流し込みます。それでも攣りは右に行ったり左に行ったり。両足一度に攣ったのは初めてかも。フクラハギの中に虫がいるかのように勝手に動き出します。まいったな。これで後ろからくるマドマーゼルや牧瀬里穂や名医にも抜かれるのか?と覚悟をします。


ちょっと歩きも入り、エイドによって直ぐに、チームジュピターのドナルド氏の背中を見ます。後から聞きましたが、私がエイドに立ち寄っている間に背後から抜いたみたい。攣っている脚を引きずりながら、何故か私はそのドナルド氏の横まで走り、この現状を知らせたかったようで、「もうダメ両足攣った」と言ったその時、彼は自分のペースがあるにも関わらず、パンツの後ろのジッパーを開けて、「これ即効性あるから?」と言ってサプリを渡してくれました。「全部飲んで」と言われてお礼を言って頂きます。まだまだ彼は力強いキックで前に進みます。後で聞いた話すが、サプリを渡すのはちょっと躊躇したとのこと(笑)それはそうです。一つしか持ってなかったようで、自分が攣った場合は対応できません。本当に感謝です。


即効性があると言っても、飲んで直ぐに効くわけではありません。相変わらず、脚の中の虫が右に行ったり、左に行ったりと暴れてます。しまいには、足の裏まで行って、暴れだします。足の裏が攣ることって経験したことあります?勝手に足が収縮して、指がぎゅっと物を掴むように縮まってくるのです。そうかと思ったら次は右足首まで攣りだします。足首が攣るって表現はおかしいかもしれませんけど、まさにそんな感じ。もう歩こうか?いや実際歩きましたが、バスに乗ろうか、棄権しようか、まぁ全部歩いても4時間でゴールできるかな?などと色んなことを考えます。

そのうち名医O氏が背後から迫り、私に一声かけて抜き去ります。仕方ありません。私は言い訳しかできず「両足攣った」と言って悔しいかな彼の背中を見送ります。

この後にはマドマーゼルや牧瀬里穂が同じように私を抜いていくのであろうな・・・と思いながら、歩いたり、走ったりして、足の様子を伺います。


すみません。ここからは明日。今大学の友人が金沢に来ているのでプチ同窓会に行ってきます。もう30分あったら書けたのに・・・・


ということで、読み返しもせずに、書きましたので、誤字脱字はお許し下さい。


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