対応年数と賞味期限

絶対に太ってます。


昨年暮れに、痩せた身体に合わせて作ったオーダーシャツ。現在胸から下の方にちょっと突っ張った感があります。暮れの忘年会が重なった時もうまくランニングを入れて、太るのをセーブしていたのですが、このお正月で元旦に走ったきり走ってないのと、暴飲暴食がきいているようです。


今日も商店街の新年会で、暴飲暴食、そして走らず。


もし、痩せたかったら、いや、太るのを気をつけたかったから、身体にフィットしたシャツを作りましょう。着れなくなる恐怖心から気をつけます。私一度に4枚程作ったんですよね。気をつけないと。


シャツや洋服の賞味期限ですが、このように太ってしまって着れなくなる場合は、シャツが傷んだわけでもなく、流行が変わってしまったわけでもなく、ある日急に訪れます。以前に太ったのだけど、シャツの脇にマチを入れて大きくできないか?と言われたことがあります。多分、そんな修理をするよりも当方としては、新しいの一枚作った方が楽です。修理は新しいものを作るよりも手間と時間のかかるものです。


もう一度戻します。シャツや洋服の賞味期限ですが、賞味と言っても食べ物ではありません。でもそれを流行で考えると賞味期限はあると思います。シャツはどれだけモツか?これは着用頻度にもよりますし、何年ということは言えませんし、それじゃ何回と言われても何回着たら着れなくなるか?とカウントしたこともないので分かりません。


基本的には衿やカフスの先が傷んでくると、そろそろかな?と思います。これは賞味期限というよりも対応年数と言った方がいいでしょうか?


対応年数がシャツや洋服のモノとして考えたとすると、ちゃんと着れるのに傷んでいないのに、着れないというのを賞味期限とすると、シャツや洋服の賞味期限はどう考えるか?敏感な人だと男性の場合で5年程度。鈍感な人だと半ば永遠。


10年以上も前に当店でご購入頂いたスーツ。まだどこも傷んでない。と言ってご着用されているお客様もいらっしゃいます。それは対応年数はまだでも、お洒落から考えての賞味期限は過ぎているわけでございます。衿のゴージの位置が低い、ボタン位置が低い、衿巾が広いなど、最近のスーツとはまた違ってきます。


シャツに関して言えば、スーツと連動していますので、スーツの衿巾が狭くなるとネクタイの大剣の巾も細くなります。最近ですと8センチ前後。となると、ネクタイも結び目が小さくなりますので、どちらかと言うと、衿の開きは狭め、衿の羽根の長さも短くなってきます。


対応年数と違って、賞味期限に関しては食品と違って、考え方によって違ってきます。勿体無いから捨てないでとっておく人も多いでしょう。ただ昨年着ないものは恐らく今年も着ない。それは自分自信がその服に対して、賞味期限切れだと判断しているのだと思います。昨年着なかったものは、思いっきって断捨離するのは、ご自宅のスペースの勿体無いを解消してくれると思います。


今日はこちらの生地で暮れに作ったシャツを着ております。

saten.jpg

NO-719 白のサテンの光沢あり生地ドレッシーに。 イタリア・トーマスメイソン社製生地 綿100% お仕立上がり¥18,000+税

衿型はセミワイドにして、シルバー系のタイを着用しております。お勧めできる生地ですので、是非。

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