ファッション業界のネット事情

ふと思ったので、ちょっと変わったことを書いてみようと思います。


ファッション業界のネット事情というか、ファッション業界に限らず、今ではどんな業種でもそうでしょうけど、昔は我々のような小売業があって、卸を行うところがあって、卸を行う会社が小売をするというのは、商道徳上あり得なかったことかもしれませんが。


今では店舗は出さずともネットで販売をし始めています。おそらくは私の父親だと、取引先に怒鳴り込むほどのことだと思いますが。小売業に商品を卸ながら、小売業を圧迫するようなことをしているわけですから。


しかし、今では当たり前。


また仕入れの方も変わってきまして、通常だと営業がいて、営業に電話をして商品を仕入れるところ、営業がいながら、その仕入先のホームページにログインをして、商品を買い物カートに入れて仕入れる。そしてその決済は取引先の口座で取引をするわけではなく、別途決済会社を通して決済をするという仕組み。


また、他の取引先は、新しい商品が入荷すると、メールでお知らせがあり、またまたその業者のホームページに行ってログインしてから仕入れるという形に。


よく聞いてみると、将来的には人が足りなくなって、営業もそんなに確保できないから、そういうサービスに転換しているとか。こうなると、仕入れる方もネットで買って、仕入れた当店のネットで売って、お客様もネットで買う時代に。というか、既にそんな時代に突入しています。


今更ながら、そんなの当たり前だ。と違う業界の方は仰るかもしれませんが、意外と小売業というか商店街規模では、まだまだそこまではいってないところも多い。


Face to Faceと言ってもそのFaceが人材不足で、顔を見合わせる相手もいなくなる時代になるのかと。


自動販売機が並ぶ飲食店にスマホで注文する時代に来るかも知れませんね。


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オーダーシャツをネット販売しています。と言うと、どうやって売ってるんですか?と必ず聞かれます。どうやってって。当店のホームページご覧下さい。

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