ボタンを付けて分かるトーマスメイソン生地の素晴らしさ。

昨日は佐賀県のお客様オーダーシャツのご注文を。とブログに書きましたが。佐賀県も含め九州北部での集中豪雨。朝からテレビでその被害の大きさに驚いています。

これ以上被害が広がらないことを願っています。お見舞い申し上げます。


さて、時々言われますお裁縫できるのですね?

thomas_mason_shirting.jpg

ボタン付けと間違いなく指定のサイズ通りに仕上がっているかのチェックは店頭で行い工場で仕上げをして貰っています。ボタン付けは小学校の家庭の時間に習いました。いや本当です。それを覚えていただけ。綺麗に取り付けるので、逆に工場行ったらどうやって付けるか動画撮られたことあります。小学校で習ったのを覚えているだけなのに。

上の写真はトーマスメイソンのロンドンストライプの生地。

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NO-706 本物のロンドンストライプ ライトブルー イタリア トーマスメイソン社製 綿100% お仕立て上がり¥24,200-(税込)

ボタン付けしてて思うのですが、むちゃくちゃボタン付けにくい。何故かと言うと糸の目が詰まっていて針の通りが悪いのです。しっかり織られすぎていて針がなかなか入っていかない。糸のテンションが高く、張りがあるのです。

だからボタン付けにも時間がかかる。文句を言っているわけではなく、それだけしっかりと織られた生地であるということを言いたいわけです。当店のお客様でクリーニング屋さんもいらっしゃるのですが、その方はトーマスメイソンしか作らない。何故かと言うとアイロンかけやすいそうなんです。

勿論アルモのように柔らかくてソフトな生地もありますし、そちらがお好みのお客様も多くいらっしゃいます。アイロンがかけやすい、つまりシワになりにくかったり、シワになってていても直ぐに伸びたり。そういうメンテナンス的なことから言うとトーマスメイソンはとても良いシャツ生地だと思います。

私がボタンを付けにくいことを除けば。

戦争をきっかけにトーマスメイソンの生地価格が他のメーカーより一段と上がってしまい、お客様にご迷惑をおかけしているかと思いますが、逆に今まではクオリティの割には価格が安かったのではないかとも思っています。当店も頑張ってトーマスメイソンのゴールドラインに関しては1,100円の値上げに留めております。

是非トーマスメイソンのクオリティの高さをお試しになって頂ければと思います。

ボタンを付けて改めて思ったトーマスメイソンの素晴らしさでした。たまには真面目にシャツのことを。

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