改めまして能登和倉万葉マラソンのご報告

いやぁ昨日は応援有難うございました。

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さて、当日の朝5時半に起床、ちょっと遅めか?実はこのレース、招待選手。いや当店のお客様を天津から迎えご一緒に七尾まで。インターネットを通じてマラソン談義に花が咲き。天津に勤務されていながらメールでのやり取り。そしてこれで天津より3回目のご来店となります。当店でオーダーシャツのご注文を頂きまして、その際に頂きましたお土産がこちら。
お土産
天津と言えば、甘栗。そして北京ダック味のプリッツ、そして甘栗味のCOLLON。美味しく頂かせていただきました。「ブログのネタに買ってきました」最近はお客様からの気を使って頂いております(笑)

その方を早朝6時にホテルに迎えに上がり、とにかく食事。5時から開いているお弁当屋さんで月見うどんとおにぎり二個。食べすぎか?

和倉に到着したのが7時半。車を駐車場に止め受付へ。MROがレースの模様を取材するということでうろうろしていると。MROの笹原さんとお会いして、「へ~走るの?、どれだけ?」「3時間半」と言うような会話をしながら。10時のスタート時間を待ちました。

大会委員長の長い挨拶を聞きながら、スタート地点で私の前に陣取る人を見ると還暦は過ぎたランナーが。マラソンの良い所はお金がかからないスポーツであるということ。当日は今の時期ですから気温も低め。そちらのランナーは手袋ではなく軍手、首からはタオル。確かにお金かかっておりません。道具に走りがちなことに反省。

さて、勿論花火が上がる訳ではなく、淡々とスタート。最初はゆっくりペースで流していきますが、約1キロを過ぎたところで最初の山。能登島大橋に差し掛かります。最初から上りかい?と思いながらもなんなくクリア。右を見たり左を向いたり穏やかな七尾湾の風景を楽しみながら進みます。

能登島に入ると、沿道から応援してくれる皆さんが。おばあちゃん、おじいちゃん。子供が中心。のどかな雰囲気でございます。後半に入ると老人ホームの前を通過することもあり。車椅子に座ったおじいちゃんやおばあちゃんの応援を受けます。

ジムのメンバーと数キロ過ぎた地点で遭遇。余裕を持って会話している振り。でも福知山から見るとかなり脚は重たい。20キロ地点で福知山の30キロくらいな感じ。通常は早くなるのを抑えてと言う感じで走らなくてはいけないのでしょうが、普通に走っていて4分50秒くらい。先が不安。

ちょうど20キロくらいでしょうか。道路の脇で老夫婦が二人農作業をしながら応援してくれてます。道路を走るランナーを見ることなく「あと半分やで~」と本当に鎌で草をとりながら。その半分が辛い。途中で100円でおにぎりを売っている人いたけど、大体100円出して買う人何ているんですかね・・・と変な疑問。お金出してるヒマあったら先に走るでしょう。

話がまたまた前後しますが、今回のこのレース。以前から高低図を見ながらアップダウンのきついコースだなぁと思っていましたが、最初の関門の能登島大橋には1/10と坂の距離が書いてあります。次の坂には2/10と距離が。この表記最後まで私勾配かと思っていたのですが、最後の坂を上る時、10/10。そんな勾配あるか?と思いつつ。勾配ではなく坂の数(笑)ご丁寧な表記恐れ入ります。逆に辛いだけじゃない?

本当に半端なコースじゃありません。最後の方の上りになると走っているのか歩いているのか分からない感じ。上り坂より更に辛い下り坂。「いい加減にせいよ!」って言いたくなります。あの下り坂仮に自転車で下りたら大変なスピードになりますわ。はっきり言って危ないですよ。それくらいの坂を駆け下る訳ですから太ももにかなりの衝撃が加わります。

30キロ地点で、キャップの後ろに髪を束ねた女性が私を抜きます。抜きつ抜かれつを繰り返しながら35キロ、37キロ地点。ラスト5キロを過ぎた時点で時計を見るとキロ5分ではもう30分を切ることが分かります。精神的に折れてしまいました・・・辛かった。女性の背中が見えなくなります・・・それも辛い。

時計の記録を見ると25キロ地点までは何とか4分台をキープしているのですが、5分以降は5分を少しオーバー、41キロ地点では、給水所で立ち止まるというくらい辛くなって6分台にも落ち込みます。あと2キロこんなに辛い思いをしたことはありません。ただこのコース。辛いのは私だけではなかったようで、私を抜くと歩き出す人。逆に私がその人を抜くと私が歩き出すというような繰り返しをするような状況にもなり、ラスト1キロ地点で、その方に「あと1キロです頑張りましょう」と声をかけると力無く「はい」と。

その後本当は歩きたい気持ちでいっぱいなのですが、沿道の応援も多くなります。いつもの通り苦痛を顔に逃がすような辛い表情で走るせいか、私が通過しようとすると「もう少し頑張れ!」と多くの声援を頂きます。和倉の温泉地に入り賑やかな町並みになっては来ておりますが、ゴールが分かりません。角を曲がるとどうでしょう200~300メートル先に「FINISH」と書いたゲートが見えます。確か「あと何百メートル」と叫んでくれた方もいたと思いますが、記憶にありません」

私がゴールする時点では空も真っ青に晴れ上がり、その空にゲートが綺麗に映ります。何とか辛い脚を動かし、ゴール。

ゴールしたものの全く動けず。シューズに付けた記録用のチップを外すにも手が届きません。ジムのメンバーが駆け寄って私のシューズの紐を外してくれました。いつもの親切に感謝します。3時間36分06秒。

ゴール後身体を休めてから再度FINISH地点に戻ると、ゴール後「もういや」と言いながら涙でグシャグシャな顔をした女性。何人かの友達に「よく頑張った」と言われて更に涙。見ているこっちが感動します。確かにタイムも大事ですが42.195キロと言う長い距離をリタイアせずに走りきった喜びは恐らく数日後には必ず感じられることと思います。思わずこちらももらい泣き。完走したものでないと味わえない喜びがマラソンにはあります。

メールを頂いた方本当に有難うございました。また沿道で声援を頂いた七尾の皆さん本当に有難うございました。

ただ、このコース。来年からあの坂をぶち抜いてトンネルにしてもらわないと参加しないかも知れません(笑)前から大変なコースとは聞いておりましたがあそこまで辛いとは思いませんでした。ただそんな中でも20分台を記録しているジムのメンバー二人。ですから言い訳はできません。今後も負けないように走りこみを続けます。

昨日の報告でした。って誰に報告してるんだ?

自分への報告でした。間違えて読んでしまった方長々と申し訳ありませんでした。

さて、気持ちは2週間後の金沢ロードレースハーフでございます。頑張ります。
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