普通のシャツ

ここ二日しっかりと走ることができたので、体調は絶好調です。ただ体重がこの正月で2キロ増。早く戻さないと身体が重くてスピードに乗れません。今年最初のレースは「能登和倉万葉の里マラソン2010」です。いつのまにか大会まであと56日。2ヶ月切ってます。かなり焦ります。ホームページには昨年が2000人強、そして今年はそれよりも500人は多いエントリーと言うことで、マラソン人気に拍車がかかっているようです。走ってからの食べられる牡蠣のブース混雑しないかしら?と余計な心配をしている私です。

と、マラソンの前置きはおいといて。

1月も10日。新年会などで夜のお店に立ち寄ることも少なくないのですが、以前にとある片町の飲食店の女性に「お客様で変わったシャツ着ている人に聞くと、必ず金港堂で作ったと答えるわ。」と言っていたのを思い出しました。


が、


変わったシャツはほんの一部で、普通のシャツの方がメインなんですよ。ただその変わったシャツの勢力が最近まさってきているのも否定できません。


一般的にはオーダーシャツ屋ではビジネスシャツを作っていることがほとんどだと思いますが、そのビジネスで着れるシャツのデザインの幅は最近広がっているのも間違いないと思います。


お洒落は単品のすばらしさではなく、コーディネート力だと思います。最近の人気の色目は白に回帰していることは否めませんが、実はイタリアではブルーが一番ポピュラーと言うかベースになる色であるそうです。今日はブルーのシャツ。

ブルーのシャツ

この角度でシャツを見ますと若干ワイド気味の普通の衿のシャツに見えますが。

衿型

正面から見るとこんな感じです。衿の内側にアールがかかったデザイン。良く見ないと分からないし、しかしちょっと一般的な衿型ではない。勿論ビジネスでも充分対応できますし、華美でもありません。

このシャツを着ていって「変わった衿型ですね」と違いを見いだせる女性はなかなか大したものだとも思いますが。

ブルーのシャツ

このシャツを作って頂きましたお客様。いつもはカジュアルな感じのシャツもお作り頂きます。今回は全くのビジネス仕様と言うことで、この2枚をお作り頂きました。ブルーでも色のトーンを変えて。明る色のシャツはレギュラーカラーで。

どちらのシャツもビジネスでは必ずカフスボタンをするから。と言うことでダブルカフスにしてあります。どちらにも使えるものと言うのは中途半端なデザインになりますし、このシャツのように、目的や用途に合わせた作りをしたシャツはやはり素敵だと思います。お洒落の楽しみ方の一つとして、シャツ単品の素晴らしさを楽しむのもその一つであることは間違いありませんが、このようなシンプルなシャツをどのスーツに合わせるか、どのネクタイをすると綺麗に見えるか。カフスボタンは今日はどれをしていこうか?とセレクトする楽しみもお洒落の醍醐味かと思います。


何だか今日はまともに書けたなぁ(笑)


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ウェブマスター 宮谷 隆之
by オーダーシャツの金港堂