百万石ロードレース自己ベスト記録なるか?

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昨晩は今日の百万石ロードレースの準備を済ませ、11時くらいにはベッドに潜り込んだもののなかなか寝付けず。そのうち何となくうとうとと。いつ入眠したかは覚えてないのですが、何だかリアルな変な夢を見てしまい、私が刑事、そして人質を持った犯人をビルの屋上階に追い詰め、犯人に迎えて銃口を向けるというまるでベタな刑事ドラマみたいな夢を見て。早朝5時に目覚ましを合わせたのに4時半には目が覚めて5時前にはベッドから出る朝でした。


緊張しているのか?


今年は走りこんだからこそ良いタイムを出したいと思い、その思いが強いが為に緊張するのも無理はないと自分でも思ったり。しかしそれがなぜ刑事に(笑)

朝食は昨日買っておいた、おにぎりと小倉デニッシュ。コーンスープを飲み終えて水分補給にポカリを少し。6時を過ぎたので、近所の神社に「必勝?祈念」で参拝を。記帳もできるのですが、今日は二人目でした。一人目でありたかった。


さて、6時半過ぎに会場に入り、チームのメンバーと談笑。6時半に着いても出走自体が8時ですからあっという間に時間が経ちます7時半より開会式。

開会式

毎年あるがもう少し工夫が欲しい開会式。

川口選手

世界陸上にも出走し、今年の東京マラソン3位の川内選手。普通の人です(笑)写真のままでした。今日はハーフを走りますので、折り返しで声をかけて下さいね。と言われ昨年赤羽選手に折り返しで「ファイト」と声を掛けてもらえたのを思い出し。声をかけようと決意。


川口選手の挨拶が終わった後ひゅ~っとひいていく会場。それはそうでしょう。スタートまで30分もありませんから。自分のことで精一杯。


城下町でなかなかスタート時に前に出れなかったことを反省し、15分程前にスタート地点に向かいます。今回はかなり空いてました(笑)川内選手に挨拶を求める人が何人もいたので私もと思い前に進みましたが、私が近くに行った時はそんな雰囲気ではなく逆に気づくと速そうなメンバーばかり、ヤバイ位置に来てしまった。と思いますが、10キロを走るメンバーも応援に来てくれてほっとしました。ただ相当オロオロしていたらしくあっち見たりこっち見たりしていたそうです。


いつも先頭に立つ黄色い割烹着の人だけ気になりましたけど。やはりタイムに応じた場所に立つべきではないかと。


さて、スタートの号砲が鳴りスタート時の位置が迷惑をかける位置ではないかと思っておりましたが、そうでもなく流れのままに走れたと思います。おかげで1キロと2キロのラップは4分切ってるし。本多の森ホールを2周し兼六園を回るようにして坂を降りていきます。いつもならこの辺りで坂を利用してスピードを上げ何人か抜いていくのですが、流石にスタートに立った位置から言って早いランナーばかり。抜くことなど全くできません。

3キロ辺りでジムの若いメンバーに抜かれます。持ちタイムが違いますから「行ってらっしゃい\(^o^)/」と送り出します(笑)

少しラップを落ち着かせようとペースを考えます。1キロ4分14秒と落ち着いたところで、5キロからの坂に入ります。2キロ地点で見つけた若い女性のランナーが目印です。まだ先に走っておりますが、この辺りで私よりもラップの良さそうなランナーに何人か抜かれていきます。女性の姿を追いかけながら坂を上がります。ラップが傾斜と比例して落ちてきます。4分29秒、9キロ目では4分30秒を超えます。1時間半を切るのであれば、キロ4分14秒。最初の速いラップを考慮してもそれは無理と諦めます。


ペースを維持しつつもアップダウンの通りのラップが。7キロ辺りだと思いますが、その女性を抜くことができました。暫く並走して私の方が前に出ますが10キロ過ぎて折り返し前の急坂で再び4分30秒を超えた辺り、その前辺りで女性に抜かれます。やはり速いか。


程無くしてトップの選手が走ってくるのが分かります。先導する白バイの後に一番最初に来るのが誰か?川内選手。「え?マジで走ってる招待選手が?」と思いましたが、そのあとに同じ箱根ランナーの三輪選手。その後に私たちのチームの朝練にも参加してくれる斎藤君(さいの字が違ってたらごめんなさい)言われたとおりに声かけましたよ「川内さ~ん」って無視されました。マジで走ってました。その後の三輪君、斎藤君も。全員無視でした。まぁマジで走っているので当たり前だとは思いますが。もう声かけません(笑)


さて、折り返しまでの上り。上りは嫌いではないはず。息は上がっているものの、急坂はやはり苦手な人もいるのか数人抜くことができました。感覚的には城下町よりもやはり距離が短い気がする。そして速く折り返し地点に着いた気がする。まだいけそうな気がする。そんな感じで折り返し地点の△の何だ?何ていうのだ立っている物(笑)に手を付いてUターンします。


ジムの先輩が一番最初に折り返して見ることができました。今まで勝ったことのない先輩です。今日はいけるかも?と思いながら後半下り坂でラップを上げます。これからすれ違いでチームの仲間もコースを上ってきます。そちらに気を取りながらも右を見るとラップも落ちそう。逆にラップを考えずに下り坂の傾斜に合わせて駆け下ります。


4分30秒を超えていたラップもこの辺りで4分5秒~20秒くらいを記録するようになりました。途中で何度かパラッと雨がきた時もあったのですが、14キロ地点くらいでしょうか。土砂降りと表現して良いくらいの雨。メガネも濡れて、シューズに水も入りましたが、これがまた恵みの雨。


最後の上り坂に入った所でこの雨で息が整いました。無難に上り坂をクリアできたのが今回のレース運びにプラスになったと思います。この16キロ地点のラップが4分14秒なんです。何故にこんなラップが出たかよく分かりませんが、気持ち良く走れました。


ここから下り坂です。まだ脚はある。気持ちも切れてない、しかも下り、心臓がどうなるか?は心臓に聞いてくれ!という感じでここからロングスパートかけました。


ここでず~っとおいていかれていた女性ランナー。男性数名と一緒に走っていたのですが、少しラップが落ちたのか、男性ランナーが上げたのか一人で走るようになりました。私はもうイケイケです(笑)本当に残り5キロ脚も心臓頼んだ!という感じで下り坂を利用してラップを上げていきます。女性をかわして更に上げます。


ここでラップをどうぞ。

百万石ロードレースラップ

何と19キロ地点残り2キロでこの日のベストラップ3分56秒。いったいどうなったのでしょうか?そのラップのまま走り続けます。この時点でラップは見ていてもどれだけで走れれば90分を切れるか?までは考えられませんでした。とにかく走る。残り2キロでラップが落ちたのは気管の中に唾液が流れ込み咳き込んだのです。キロ4分を切るようなスピードで走っていましたが、ここで何と立ち止まってしまいました。せっかく抜かしたランナー2名に抜かれます。立ち止まって咳をし何とか気道を確保しまた走り始めます。周りの人は立ち止まり咳をする私にびっくりしたかも知れません。


20~30メートル、いやもう少し離されたかも知れません。追っかけます。時計は見てません。残り1キロの所で左のふくらはぎがピキっと。来ました痙攣の予兆が。逆にハーフでここまで脚を追い込んだことに自分でも驚きました。兼六園までたどり着いて、左に曲がりもう少しでゴール。ここで抜かれた一人のランナーをかわすことができました。ただただ根性だけです。最後の方には両脚がピキッと。


そしてゴール。時計を止めます。残念23秒。。。悔しいさと嬉しさが入り混じったゴール。


hyakumangoku_2011kekka.jpg


運営されている方へ。この完走証はないと思う。何人中何人とか、順位と総合順位の区別が良く分からない。参加者数でも書いてあれば想像もできるのですが。比較して言うのは大変申し訳ありませんが城下町の完走証は見やすかった。改善して頂ければ嬉しいです。


今ブログを書きながら思うことは、1時間30分切りに対して残念というよりは、最初のラップから考えるとよくこの1時間30分に近づけてゴールができたということ。


いつもジムから走る16キロの苦しいペース走を何度かやってきたその結果がレースに出たのだと思います。昨年の記録が1時間33分10秒。それよりは2分以上も縮められました。それならば来年も2分という簡単な数字でもありません。自分なりに今回は本当によく頑張れました。


マラソンはハーフの場合は90分ほどで決着がつきます。決着と言っても自分との戦いの決着です。僅か2分縮める為に月に200キロも走る訳です。馬鹿げた競技ではあると思いますが、自分一人で完結できる競技であるから止められないのです。


本日はファッションネタは無し。申し訳ありません。CANTINIの素敵なストールも入荷しております。またお付き合い頂きまして本当に有難うございました。

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