STORIA 【ストーリア】衿・袖裏・裾にプリント生地を配したシャツ入荷しました。

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今日は日曜日。いつもの通りに朝練はございました。本日はマラソンネタよりも先に、ファッションネタへ。また素敵なシャツが入荷してきたのです。

当店のシャツの仕入れのコンセプトは。オーダーシャツにはないデザイン。というか、オーダーシャツでもできますが、コストがかかり過ぎる。凝った既成品のデザインというのは、型紙を作るまでは大変だとは思いますが、一つの型紙で何十枚、何百枚も作ることになるので、基本的にはコストが下がります。オーダーの場合はそれを一つ作るために型紙を作成して、そして一つのものを作っておしまい。となるとそれ相当のコストがかかってしまうのです。

ということで、作れと言われれば作れないことはないでしょうけど、これはかなり難しい。

カフスの裏がプリント生地なのはよくあります。でもこれは違うのです。

上の写真をご覧になって頂ければと思いますが、カフスの裏がプリントではなくて、カフスの先がプリントなのです。ですからカフス分をくるくるっと２回巻くと最初のようなプリント生地が出てきます。基本的に袖まくりをして着るシャツだと思って頂ければ。

そしてこちら。裾のカーブに合わせてパイピングのように生地を配置します。カーブなので、それに合わせて裁断し縫製しなくてはいけません。これがオーダーになるとお客様お一人お一人のシャツのカーブが違いますので、また一枚一枚型紙を作成することになり難しいわけです。既成品にしかないデザイン。それをご提供したいわけでございます。シャツ屋が選ぶシャツです。