マラソンに挑戦する会2017完走記

毎年フルマラソン前に調整で挑むマラソンに挑戦する会。


今年はコース変更で、陸上競技場からの32,195キロ。いつもは30キロですが、今年は2.195キロ伸びました。


果たして開催されるのか?台風はどうなのか?と思いましたが、朝方少し降ってたくらいで、そんなに影響はないような感じ。6時過ぎに自宅を出て会場に。外はパラパラと雨が降るくらいの感じ。


陸上競技場


徐々に人が増えてきましたが、通常のレースでもないので、そんなに人も多くない。


ゼッケンフォルダは2017年の東京マラソン。頂いたものを付けました。ゼッケンに穴が開いてなかったので、指でちぎりました(笑)

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ここで、この大会になるとデッドヒートを繰り広げるA氏登場。

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今年は4分40秒で入るつもりで、できれば後半ビルドアップ。そんなレースプランを立てていましたから、最初はA氏が先行すると思っていて、今回はいつものデッドヒートはないかな?と思っていました。この時は。


ほぼほぼ、チームメンバーが集まったので、集合写真を。

集合写真

その後時間が経ちスタート時間が近づいてきました。

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徐々に人は集まってきますが、一番前からスタートしようと思ったらスタートできるような雰囲気。しばし談笑。

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「添乗員U田氏」と一緒にツーショットですが、私は他に気を取られていたみたい。後程レースに添乗員も登場します。

さぁ、スタート。案の定前から20人前後。トラック1周でチームメイトから声援を受けますが、時計を見ると4分17秒ペース。速すぎます。その後、A氏と並走し、添乗員は先に行かせます。

コース変更から、陸上競技場を出て、河川敷に入るまでに一つ信号があります。その信号は行きは青信号になるように制御されていると聞いていましたが、何故か赤信号。走ってもいいのだと思って、赤信号を渡りましたが、A氏は一旦止まって驚いたように私についてきます。

説明では、行きは信号をとめてあるので、そのまま行っても良いが、帰りは信号に従ってほしいとのことでした。私が渡った後に「何で信号とまってないのや!」と係員の人が叫んでいました。もしかすると、私の後はランナーは止められていたかも知れません。


橋を渡って、河川敷に。また横にA氏がいます。設定ペースよりも早くないか?とか言いながらも、4分29秒、4分26秒で走ります。少し落ち着きましょうというように言われ、4分30秒~40秒の間で走ることを、協議の上決定(笑)


結局今年も並走です。ずっと並走していると、まぁこの大会自体が練習なのですが、本当に二人でペース走の練習をしているような感じ。


最初は暫く会話もはずんでいましたが、私の息が粗くなり、心拍数も上がってきているような感じ。隣のA氏の息づかいは聞こえません。ん?楽に走っているのか?いやこっちも探られてはいかん。と思い、呼吸を整えます。


A氏と並走

にこやかに走れるのは20キロちょっとまででした。


いろんな人の応援を受けながら、設定ペースで走ろうとします。ただ河川敷の折返しなので、下流から上流に向っては無風に感じましたが、実際は追い風で、Uターンした途端に突風が前から。急にラップが落ちます。


ここは無理せずに、身体の感覚で走ります。今回はA氏とは並走はしているものの、なぜか私が少し前で走っています。何キロ目かで、A氏がこのタイムは前回よりも早くないですか?と。事前に前回のタイムを見てこなかった私は分かりません。


1往復して、2往復目の折り返しの真ん中辺りを超えたころに、A氏が「きつくないですか?」と、私は「きついよ」と答えた後に足音が遠くなるのに気が付きました。ああ。落ちてったか?


過去2回は私が落ちる方でしたが、今年はA氏が落ちていった。さて、どうしましょう。ここで引き離し作戦に出ます。ペースを上げはしないものの、キープもしくは少し頑張る。

A氏後ろ姿

毎年私達のデッドヒートを応援してくれる、チームの仲間の所までは先に行きたい。そう思って頑張ります。


仲間がいました。往復なので何度も会います。エールを貰って通り過ぎようとすると。


「飴!飴!」と叫ばれて。そっちの方に行くと、飴を口に突っ込まれました。それを連写してくれていました。この顔・・・


飴エイド

上の画像をクリックすると拡大されます。見たくもないでしょうが。

さぁ、残り10キロもない、ラストスパート。

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20キロまでは何とかペースをキープ。多少の荒れてますが、風の影響もあったり。


ここを折り返せば後は橋を渡って陸上競技場まで。と思った22キロから23キロ地点で、左のふくらはぎに、ぴくっと電気が走ります。まずいまずい。少しペースを落として、最後まで持たせよう。


一応は、ランパンの中にコムレケアを忍ばせていましたが、それは使わずにゴールをしたい。たかが32キロ。


折り返すと、添乗員U田氏が、手をバッテンにし、私にサインを送ります。おお。落ちてきたな。こっちがスパートできれば、抜けるか?と距離はそこそこありましたが、あまい考えを。


26キロ、27キロ、28キロはキロ5分は超えないものの、何故かペースが上がらない。なんとなく辛い。あと4キロなのに・・・


29キロ地点で、5分をまたぎ、あれ橋を渡ってゴールじゃなかったっけ?と思ったのですが、実際は折り返しの向こうまで行って橋を渡るというコース。ちゃんと説明聞いてないと。そこで心が折れたというか歩きたくなりました。


ジョグくらいのペースになって、あれ?お腹減ってきた?いやお腹減ってる。マジ?あれ?ハンガーノック。。。


やってしまいました。久しぶりの30キロ超。フルマラソンでもないし、この前24キロ走っても大丈夫だったし、と思って丸腰で臨んだこの大会。背中の電源を誰かが押してOFFにされたみたいな感じ。ヘナヘナヘナ。です。


最後の折り返しの前後でどれだけ立ち止まったか。次のエイドにはパンもバナナもある、とにかくあそこまで。と言ってもこのエイド。ゴールまで1キロくらいの所なので、普通はスルーするようなエイドなのですが。その最後の折り返しでA氏を確認。かなりしんどそう。抜かれるかな?大丈夫かな?と心配になりました。


何とかたどり着いて、完全に立ち止まり、パンを三切れ、バナナを三切れ、口の中に頬張り、お水を。と二杯飲んで、走り始めます。先程まで、私の後ろを走っていた女性ランナーに軽く抜かれて、橋に向かいます。


橋の先の信号は青。渡れるかと思いましたが、目の前10メートルほどの所で、赤。係の人が「すみませんね、速い人なのに」と言って頂けましたが、もうここまで来たら、タイムはどうでもいい。ただ、A氏に抜かれないかだけは気にしておりました。


係の人から信号は最大で70秒なのです。と聞きましたが、いやゴールした時の言い訳に使います。と言って、青信号を見て走り出します。暫く行くと直ぐに陸上競技場。トラック一周半。こんな所に来て、お腹が満たされたのか、普通に走れるようになり、先にゴールした添乗員U田氏から「インターバルラスト400」と罵声を浴びさせられます。悔しい。


それでも、普通に走ってゴール。お疲れ様でした。


陸上競技場


陸上競技場に足を投げ出しながら、次から次走ってくるランナーを眺めたり、知りあいのランナーにエールを?いやおちょくったりしながら、暫くこのまま。


ちなみに。21キロ以降のラップは。

2017cyousen_kiroku2.jpg

最後の最後31キロ地点は7分もかかってる。

2017cyousen_kiroku3.jpg

これを見ても、最後はがっつり止まっているのが分かるでしょう。


記録証

32.195キロを2時間34分29秒。平均ラップ4分47秒。


「気をつけよう、ハンガーノックは脚にくる」当たり前か?皆さんエイドであったり、走る時にはジエルを持ってしっかりと走りましょう。今日走られた皆さん、お疲れ様でした。また走ろう会の皆様、素晴らしい運営有難うございました。そして応援してくれたチーム金港堂の皆さん、写真提供も頂き有難うございました。来年もよろしくお願いいたします。


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