最後の百万石ロードレース完走記

今回が最後の百万石ロードレース開催となるそうです。というかなったそうです。


残念。実はこのレースが私の最初のハーフマラソン。

2006年10月15日 1時間37分32秒
2007年10月14日 1時間36分53秒
2010年10月17日 1時間33分10秒
2011年10月16日 1時間30分23秒
2012年10月4日  1時間28分48秒
2013年10月20日 1時間27分39秒
2014年10月12日 1時間31分30秒 (ウルトラ走った年)
2015年10月4日  1時間29分10秒
2016年10月2日  1時間28分21秒 ハーフ陸連未登録者24位総合順位63位
2017年10月1日  1時間28分10秒 ハーフ陸連未登録者42位総合順位92位
今年は?・・・・・・

今年で11回目の百万石ロードレースでした。2014年はウルトラマラソンを走った年で、スピード練習をやってなかったのだと思います。ですから90分超えました。

そして、今年はどうなったか?結果は後ほど。

4時半起床、いつものうどんとご飯少し、バナナ一本を食べて、減量化作戦もうまくいき。5時59分に世界陸上男子マラソンを見ながら準備を進め。6時半には自宅を出ました。店の駐車場に車を止め。会場までウォーク。


百万石ロードレース


このゲートも見納めか・・・というよりこんな立派なゲートでしたっけ?


7時に集合で、8時スタートであまり時間がないわけですが、今回は受付けがないので、既にゼッケンはランシャツについてますから、直ぐにアップ。涼しいと思いながらも、湿度が高く少し走っただけで汗だくになりました。

チームメンバーがほぼほぼ集まったところで記念撮影。


lasthyakuman11.jpg

さて、10分程前になりスタート地点に向かうと既にランナーでいっぱいで10列目以降につくことに。これは最初難しいぞと思いつつ。号砲がなってスタート。一番外回りで走るとなんとかスペースを見つけてスピードアップ。


外から行っても次は左折でその次は右に入るから距離のロスはないだろ?と思いうまく抜けれました。それでも多少のスタートロスは痛い。


下り坂でチームメイトの女性の横を過ぎると、前に二人チームメンバーが一人は水曜日に一緒に練習しているメンバーでついこの前100マイル(160キロ)のトレイルを完走したばかり、そしてもう一人は今年二本のウルトラマラソン(100キロ)を10時間切ってゴールしているつわ者。


そして、チームメンバーで国際レースの基準突破を狙っているP子。


勝てるとは思ってませんが、最後まで見える位置で走りたいとは思っていました。


今回は昨日のブログに書いた通りに無心です。戦略無し。


はっきりと覚えているのが、2キロのラップが3分57秒だったこと。4分切っているけど下り坂もあったので決して速いつもりも無し。


そのままなんとなく、彼らと一緒に走り、そして一周目を終えようとします。当然一周終わるころには彼らの姿は見えなくなってきました。


そして、これからはメインの登場人物二人が登場です。


lasthyakuman2.jpg

私のすぐ横がP子、そしてその横に3分の2くらいになってしまってますがDM氏。

1周目の途中で同じ年齢のDM氏が私を抜いていきます。手を上げたり下げたりとリラックスした余裕の感じ。そして先程の国際狙っているP子。2周目辺りで、この3人があっち行ったりこっち行ったり。


ハーフの半分の通過が恐らく44分台だったように思えます。これを倍にしても、いや例え多少落ちてきたとしてもハーフ90分は切れると思いました。

いつもはブログを書くために走っているシーンを覚えようとして走っているのですが、今回は無心ですから、前後は覚えていません。途中どこかで、チームの3万円男に抜かれます。

何故に3万円男かというと、今日ナイキのズームフライ4%。3万円のシューズを履いていたから(笑)

2周目の猿丸神社の上り坂のところで、急に足に力が入らなくなります。踏ん張れないのです。どうしたのか?よく分かりません。飛ばしすぎ?と言ってもまだ10キロも走ってないと思います。正直言って、ハーフでも歩きが入るか、歩いたら棄権するか?スピードを落としてもなんとか完走するか?と言ってもまだ半分以上あります。正直言ってハーフで歩きが入るか。もしくはDNF(リタイア)かとも思いました。


その時にDM氏が私の横を抜いていきます。思わず私は「足に力が入らない駄目かもしれん」と彼に伝えると彼は「大丈夫大丈夫。ピッチ、ピッチ!」と言ってくれました。上り坂を足使って走ってたので力が入らないと感じたのかも知れません。


力が入らないまま、逆に力を抜いてピッチ走法に切り替えます。腕をその前よりも細かく振って足を動かすようにします。


lasthyakuman3.jpg

サングラスをかければ多少はきついのが分からないだろう?と思ってかけているのですが、きつさが顔全面に出ております。2周目のこの時点で知り合いのサブスリーランナーH川君が、90分切れるよ!と言ってくれますが、私の頭の中では、「そりゃ90分は切らないと駄目だろ」と思っています。ただこの辺りのラップが既に4分30秒を超えているような有り様。


ただ、今回のテーマは無心ですので、計算もしない。


なんとかDM氏とP子を視線の中にとどめた状態で走り続けられてます。2周目の永安町の急な折返しで、先を行くDM氏とその後に続くP子とがこちらをちらっと見たような気がします。


そして最後の上り坂、相変わらず腕を振ってピッチで走ります。上り切れば残り4キロは下り基調。


1キロ行くか行かないかのところで、P子の背中を捉えます。どうする?抜く?行く?それともこのまま後ろを走って最後に抜く?


そう思った時に先日FB経由で岩本能史さんのブログを読んだのを思い出しました。


引用させて頂きます。


いいですか!世の男性ランナーの皆さん!
だから女性ランナーを風除けに使うとか、
皇居でストーカーみたいにぴったり張り付いて走ったりとか、
ラスト30メートルで先行して勝ち誇ったりとか、
男子に抜かれてもなすがままなのに女性に抜かれたら意地で抜き返すとか、
そもそもライバル視したり目標にするなんてアウトな行為なんだぞ!


そこで、決意して抜きました。暫く走ると足音も聞こえなくなってきたので、これでこのまま飛ばそうと思ったわけです。


下り基調ですから4分39秒まで落ちたラップも、4分23秒、4分5秒、と上がります。ただここからという時に、宿敵U田。今回はしてやったりと思っていたのですが、涼しい顔して私を抜いていきます。かなりのスピードで。くっそ~~~腹立つ。でも仕方がありません。


もうしんどくて死にそうですが、最後ダッシュです。石引の商店街の手前でチームメンバーが応援してくれています。あと1キロちょいくらい?


そこでチームメンバーの声援が!抜け!抜いてしまえ! なに?後ろにいる?マジか?

lasthyakuman4.jpg

この後あっさり抜かれました。女性のランナーを抜いたら駄目じゃなくって、おじさんランナー抜いたら駄目。この後更に女性のランナー二人に抜かれました。


君たち最後貯めてたんかね?くっそ~


で、もう目一杯ですが必死になってゴール。


ボランティアでチームの女性がゴール後誘導してくれてました。「ゆっくり歩いて下さい」と。疲労困憊で声もかけられずに、なんとか歩いて係の女性にゼッケンのバーコードを読んでもらうと。


勝ち誇った満面の笑顔でP子は私を待ってくれております。


そして近くにいた知り合いのランナーにツーショットを要請し。後で送って貰った写真がこれ。


lasthyakuman6.jpg

私はスティービーワンダーか?笑


そしてチームメンバーの表彰式に。


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入賞おめでとうございます。


その様子を一生懸命に撮影するオヤジ二人。


lasthyakuman8.jpg


アイドルの撮影会かい?


すみません。10キロで入賞したチームメンバー(男子)がいましたが、写真撮り忘れました。アイドルじないので。


そのまま撮影会は続く。


lasthyakuman9.jpg


右が陸連登録8位、左が9位のチームメンバー。ふたりとも東京マラソン出走権ゲット!おめでとうございます。私14回連続落選。


lasthyakuman10.jpg

一応ラップ載せておきます。


今日世界陸上のマラソンで、残念ながら川内選手は入賞ならず。ヤフーニュースにはこんなコメントが。マラソン・川内「学びすぎたのが失敗」 策におぼれワースト29位と惨敗。


策に溺れですか・・・無策もよくないと感じた今日でした。ラスト1キロ頑張れるだけ貯めておかないと駄目よね。本当は。


最後の百万石ロードレースはこんな結果で終わりました。くっそ~~~90分切れなかった。

lasthyakuman12.jpg

今日は戻ってから割と忙しかったのですが、明日も頑張ります。

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