無くなる産業や業種

便利なものが100円ショップにはあります。

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当店お客様のサイズデータやデザインのオーダー伝票をファイリングしているのですが、やはり時々紙の穴が破れて綴じれなくなるのです。そんな時にこれで補強します。

昔は文房具店というのが近所にもありましたが、それが無くなって今私の文房具店は100円ショップになります。街の中に必要かどうか?と言うと街づくりという観点から言うとどうなんだ?という側面はあると思いますが。

文房具店が無くなった現在は100円ショップがないとちょっと困るかと。

色んな進化で無くなっていくものが多いと思うのです。

先程入ってきたニュースではオンキョー経営破綻とか。スマホで音楽聞いてブルートゥースイヤフォンとか骨伝導イヤフォンとかですからね。

私の時代だと本音を言えばちゃんとした音響で、音楽を楽しみたいという気持ちはあるのですけど。

学生の時は学校から帰ると勉強もせずにレコードに針を落とすのが楽しみだったのに。

こうやって時代の変化によって淘汰されたり、またその文化自体が無くなっていくものがあると思うのです。

これから生まれる子供達は音楽はイヤフォンで聞くものだと思うはず。

文房具に戻して言うと、私の子供の時はわら半紙ってのがあって、先生はガリ版印刷でテストを作ってました。


You Tubeにありました。パソコンが普及している世の中に信じられないと思いますけどね。

私思うのです。オーダーシャツ店って毎年少しずつ無くなっているのです。フルオーダーのお店ですけど。

イージーオーダーとかパターンオーダーとかはありますし、そこは増えているかも知れません。ただしパターンオーダーには制限があると思うのです。例えば衿の羽根の長さを5ミリ長くしてほしいとか。衿台を2ミリ高くしてとか。

決まった衿型でしかできないとかがあると思うのです。

またフルオーダーでも頑張っているのは、うちのスタイルはこういうスタイルです。かなりデザイン的には凝ってます。うちのスタイルはこうなので、こういうオーダーしかできません。勿論体型には合わせますが、デザインやディテール、そして縫製に関してもうちの仕様でというお店はいくつかあります。そのスタイルを好まれるお客様。まあ勝手な言い方をすると信者の方も多いと思うので。

先程のオーディオの話ではありませんが、無くなっていくというのは必要でないからなのか?そうであれば無くなっても仕方がない。

国も新規事業とか色々言いますが、業態を変えて生き残れというのは、その職業やモノ自体が世の中から必要とされてないからか?そんな風にも思ってしまうのです。

オーダーシャツは必要なものなのか?どうなのか?

それが問われている時代だと思う今日このごろです。

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そう言えば海外のシャツ生地屋さんも相当淘汰されました。必要が無くなってきているのか?それ以外の理由があるのか?

これだけ凝ったデザインをしてくれるシャツ生地メーカーは残さないといけないと思うのですけどね。

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ニーズがあれば生き残れる。ご注文お待ち申し上げております。


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