こだわりを持たないことがこだわり。

最近はSNSのツールも多様化していて、もうブログなどはその中でも一番古い手法というか、そもそも一方通行でSNSでもない。もっと一方通行なのはメルマガかも知れませんが。今はメルマガがLINEなどに変わりつつもありますが。

昔はブログにコメントをくれた方もいらっしゃいましたが、今では読んでくれている人は読んでくれているとは思いますが、決して双方向のツールではありません。

じゃあなぜ書いているか?なぜでしょう?

SNSではないブログなので、読み物として成り立ってないと誰も読んでくれるはずがなく。ただ金港堂の代表の宮谷という名前で書いているわけですので、一応お客様との関係もございますし、心の内を全てさらけ出すこともできない。

最近は「こんなお客様は嫌だ」みたいなTikTok他動画で伝えている人や服屋もいますが、それを書く勇気もない。いや、実際は多少ありますよ。嫌だな・・・と思うことも。まあそれを書くわけにもいかない。

読み物として成り立っていないとブログなんて読んでくれる人はいないと思うのですが、そのスキルもない。

やめよっかな~~~と思うことも・・・・ない。はい、ブログを止めようと思ったことはありません。

ライターという職業を生業としている人は本当に尊敬します。絶えずアンテナを張り巡らせてないと書けないですからね。しかも商売ですし、愚痴書いてたってはじまらない。読み物として成り立ってないと。

たまにブロガーでもいるのですよ。文字しか書いてないのに毎日読みたくなる人が。そんな人って凄いと思います。

って、何か読んでもらおうと思って書き出しましたが、結局こんな感じで。

ネタというか、これも前に書いたことですが、先日商店街のことで新聞記者に取材を受けました。たまたま「らんまん」の記事が北國新聞に取り上げられた後で、その記事も読んでからの取材でした。

必ず聞かれること。というかありきたりの質問かも知れませんが。

「金港堂さんのこだわりは?」

こだわりって言葉あまり好きじゃないのですが、そう聞かれた時は。

「こだわりが無いのがこだわりです」と。

売っている方がこだわりを持っちゃうと、それをお客様に押し付けることになる。

だから毎回こう答えます「こだわりがないのがこだわりです。こだわりを持つのはお客様です」と。こだわりを再現するのが我々の職業。そしてお金を貰う。

お客様のこだわりというか願いを再現したシャツもございます。Instagramで上がってきたのを見ると、当店がお客様に作ったシャツでした。

見本シャツをお送り頂いて金港堂の生地でお作りすることもできます。ただし型紙代金と特殊な加工であれば、加工賃も頂きます。こだわりを持ちすぎるシャツ屋さんだったらやらないでしょうね。

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