シャツをオーダーするには想像力が必要か。

先ずはお知らせ。明日の話なのに今日になって申し訳ありません。以前にもブログに書いてはいましたが。

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毎年2月と8月(いわゆる二八)で連休を頂いています。明日と明後日をお休みとさせて頂きます。

休みでも明日午前中に市役所で会議。夜は片町商店街のネット配信。そして水曜日は大阪出張。休んでないやないか・・・という感じなのですが。

本当は水曜日は金沢は天気が悪いことを想定して大阪でロング走を計画していたのですが、大阪も雨。本当に走らせてくれない。ふくい桜マラソン大丈夫かしら?

仕事の話になりますが、初めて当店にご来店になられるお客様から電話で問い合わせを頂くことがあります。予約が必要ですか?というお問い合わせ。特に予約は必要ありませんが、概ね何日の何時頃来店の予定とお聞かせ頂ければ助かります。心の準備ができるから(笑)

まあそんなことはないのですが、あまりお客様が重なると困る場合もありますので。

その他にだいたいどれくらいの時間を見ておけばいいですかね?という質問も多いです。

オーダーの流れから行くと「生地を選ぶ」→「採寸」→「デザイン」→「お会計」という流れで。「採寸」だけだったら5分もあれば完了します。「デザイン」に関しては人によって多少は違いますが、概ね20分もあれば大丈夫だと思います。

問題は「生地を選ぶ」なんですが、あっさり数分で決まる人と、かなり時間のかかる人といらっしゃいます。できるだけ時間がかからないようにというか、迷わないように最初に「白か色物かストライプかプリンとか」この4つのうちのどんな柄がご希望か?とお聞きします。おそらくは何となくそれくらいは決まっていると思いますから。逆にそう問うことによってその場で決めて頂けることが多いのも事実です。

白ならば白の無地もありますし、白ベースの織柄の生地もあります。白の無地であれば、糸の細さの違いやメーカーによって生地の特徴。例えばコシや貼りがあるメーカーかソフト感の方が強いメーカーもあります。ストライプになれば、単純なブルー系かそれともマルチカラーのストライプがいいか?もしくはもう少し凝った柄もあります。

4つのうちと書きましたが、チェックをご希望の方もいらっしゃいますので、チェックを入れると5つになります。これに冬だと起毛素材。夏だとリネン素材など素材の違いも選択肢の一つとなります。

ここで簡単に決まる人と決まらない人がいらっしゃいますが。一番時間がかかるというか、その場で断念して帰られる方も出てくる場合があります。それは出来上がりのイメージが分からない・・・

生地を胸にあててイメージしてもらったりもしますが。それでもイメージがわかない。

たまにですが、この生地で作ったシャツ。出来上がったシャツありませんか?と言われる方もいらっしゃいますが、何百種類の生地でシャツの出来上がりを作ることは無理です。

そこは想像して頂き、出来上がりをイメージしてお作り頂く必要があります。でもたまにいらっしゃるのです。出来上がりのイメージがわかないので止めておきますというお客様。

こういうことを言うとお客様に対して大変失礼ですが、もしかすると多少の経験も必要な方もいらっしゃるかも知れません。想像力が豊かなかたと、そうでなくてもオーダーに慣れた方。その違いもあると思います。

我々としてはお客様の頭の中に入って想像させることはできないので、例えばスーツの下に生地を置いて見るということはできるかと思いますが、是非断念せずにお作り頂きたいものです。

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シャツの上に衿を置いてあるのですが、別にクレリック(衿カフスのみ白の生地に仕立てること)にした方が良いということではありません。衿を置くことによってストライプの巾がある程度想像できると思いこのような写真を撮っています。

NO-10337606 ネイビーベースに白抜きのストライプ イタリー Carlo Bassetti カルロ・バセッティ社製生地 綿100% お仕立て上がり¥22,000-(税込)

どうですか?作りたくなりませんかね・・・

この生地もそうなのですが、最近はスーツの下に置いた写真も掲載するようにしています。何卒よろしくお願いいたします。

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