金沢城下町ハーフマラソン記録更新なるか。

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お待たせしました。1億2千万人のマラソンファンの皆様。


今年を最後に年齢区分が一つ上がる私の今年秋の最終レース三つうちの最初の一つ。これが一番過酷なのですが、今年は今まで走った中で一番過酷でした。


記録の更新には二つありまして、一つは自己ベスト更新。もう一つはこのコースでのベスト記録。当然秋の気温の低い時期ではありませんので、自己ベストはなかなか難しいと思っておりました。さて結果はいかに。


朝4時45分にアラームをセットしたものの、起きたのが4時半。やはり緊張していたのでしょうか。直ぐに起きて先ずは食事。5時に食べてもスタートが8時なので3時間しかありません。前日コンビニで買ったおにぎりなどを二個スープを飲んで。6時に自宅を出ました。近所の神社に参拝して今日のランがうまくいくように祈願。

そして車を停めて会場へ。iPhoneでまるでオリンピック選手のように音楽を聴きながら。曲はAKB「Everyday,カチューシャ」結構乗れます(笑)その後指定した場所にチーム金港堂のメンバーが集まってきます。

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最近はどこの大会に出ても過去一番の参加者というアナウンスが聞こえます。それだけランナーが増えたということですし、女性のランナーが増えて嬉しいことですが。しっかり準備して臨まないと危ないのもこの時期のマラソン。炎天下の中無事ゴールできますように。

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受付は何故か40歳代男子ハーフの部だけが長蛇の列。この層は厚い。来年からは一つ年齢の高いカテゴリー(笑)その中で一番若いわけですから順位アップも狙えるかも。

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チームの女性メンバーが作ってくれた「team kinkodo」のフラッグです。完全燃焼。ここのところはいつも完全燃焼できるレース展開ができていると思っておりますが今回はどうか?

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みんな並んでゼッケンを付けております。私がゼッケンを付けているところをテレビ局のカメラで撮られましたのでランではありませんが、そういう放映があれば私だと思って頂ければ。

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ゼッケンNO「2336」なかなかいい番号だと思います。チームの総務部長と昨日から命名されたメンバーがブルーシートやら色んな小道具を持ってきてくれて助かってます。準備万端あとは走るだけ。

参加人数がハーフでも1600人を超えています。早く並ばないと後方からのスタートになります。スタート15分前に並び始めたのにもういっぱいうまく横入り(笑)をしながらポジションをとります。

15分炎天下にさらされるので、しゃがんで人の影に入り少しでも涼みます。スターターは山野市長。シティーフルマラソンを提唱するだけあって、金沢市内で行われるマラソン大会は全て参加して頂いています。有難いことです。

しばらくしてどこの誰かは分かりませんが、「がんばろ~」コールが。それと同時にランナーから「お~」との声が。そして拍手。今までにないことだったので嬉しくそして緊張がほぐれます。


山野市長の放つ号砲で一斉にスタート。走りだしは順調でした。同じようなスピードのランナーばかりが回りでしたので、つまづくことなく順調にスタートします。走り始めて気付いたことは身体が重い。。。


ゴールまでのラップは以下の通りです。

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身体が重たいと思いながらも4キロまでのラップは4分ちょっと。実は気温も高いですし、どのようなタイムで走ろうか、ラップはどうしようか?は走って決めようと思っておりました。身体が重たく感じたのでラップを4分30秒に設定。それにしては速すぎます。6キロ7キロ地点から上り坂になると意識することなくラップが下がってきます。呼吸だけを気を付けてこの時点から息が上がらないように呼吸を一定にして脚を進めます。

10キロ地点でのラップが44分38秒。自己ベストを狙うには勿論遅いですが、45分を想定していたのでまぁまぁのペースです。マラソンを初めてから早9年。昔よりも速く走れるようになりましたし、今回何を感じたかというと、参加者も増えてはいるのですが、景色が走り始めた頃とはちょっと違います。10キロも過ぎると周りのランナーもばらけてきまして群衆で走っているような感じではありません。

折り返し地点はまだもう少し先の坂の上です。決して余裕はありませんが、何度か試走もしておりますので、距離間が掴めているのが、今回は良かった。


折り返しを過ぎ、昨年のほぼ同じコースを走る百万石ロードレースでは下り坂を利用し、スピードアップもでき、更に仲間に声をかけながら走れたのですが、全く今回はその余裕も無し。真っ直ぐ前を見て走らないとふらつく感じ。声をかけるどころか逆に声をかけられてそれに慌てて気付くありさま。チームのメンバーごめんなさい。余裕が本当に無かったのです。しかも下り坂を下り坂とも感じない。


それでもラップの結果を見てみると13キロ地点からは多少は上がっていますので、下り坂の効果はあったようですが、スパートかけた感じはありません。昨年は給水が恋しくなるくらいで半ば脱水症状になりかけた覚えがありましたので、今回は立ち止りはしないものの、歩くようなペースでコップ2杯を完璧に飲み干します。


最後の難関の長い上り坂にさしかかり、これを上り切れば後はゴールに向かって脚を進めるだけと気合いを入れますが、16キロのラップは5分を超えてしまっています。残念。


上り切るとここからは緩い下り坂。折り返しの後の下り坂よりも下りを感じます。多少前傾した姿勢で駆け下ります。暫くすると、いつも目標にしていたランナーの姿が。小松空港の10キロマラソンではおいていかれたランナーです。周りのランナーとのスピードを見ても少し落ちていってる感じがします。


そのまま脚を進めて行くとどんどんそのランナーの背中が大きくなっていきます。このまま後ろに付いてラストでかわすか?まだ先は3キロ以上もあるので、今かわすとラストでまた抜き去られるのではないか?と考えましたが、気持ちよりも身体がスピードを緩めることを許しませんでした。


大きくなる背中の横につき、黙ったまま右から抜きました。抜いたランナーの足音に気を付けながら、少しスピードを上げていきます。小松空港でもゴール後会話をしているので、絶対に気付いているはず。ここで間隔を開けれれば諦めてくれるかとも思い(笑)


あとは抜かれるかな?との恐怖心と戦いながらラストスパート。と言っても息は上がってもスピードは上がらず。ラップもばらつきがありますが、とにかく走ります。毎年そうですが、街に戻ってきて残り2キロが辛い。ただただ早くゴールに着かないか?それだけを祈って走ります。兼六園までたどり着き残りは僅か。ここからがまた少しある。本当に嫌らしいコースです。下って上って、最後は石川門を見ながら左に曲がって直線をラストスパート。最後の直線は笑ってゴールしようと思いつつも。前のランナー一人を抜こうと残り50メートルで更にスピードを上げると、前のランナーも気づいてスピードを上げる。結局は抜けずにゴール。

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ゴールした直後に今回故障で走れなかったメンバーが写真を撮ってくれました。時計を止めたシーンだと思います。結構いい写真。

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ゴール直後応援に来てくれた人を見ながら脚を進めるとよろけて、係員の人から「大丈夫ですか?」と後ろから手を差し伸べてくれてくれたシーンがこの写真。


その後スポーツドリンクをもらいその辺りで座り込んでいると、そのまます~っと眠り込んでしまうような感じ。もう疲労困憊でした。暫くして目が覚めると。

救急車のサイレンの音が。今回は1度だけではありませんでした。何度も聞いたような感じ。熱中症で倒れた方もいらっしゃるのでしょう。大事がなければいいのですが。しかし過酷なレースでした。

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結果はこんな感じ。年代別で30位に入りました。昨年は232人中37位今年は379人中30位。順位を少し上げることができました。しかし参加者が147名も増えるって凄いマラソンブームですね。何とか1割の中に入ることができました。


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最後はチームのメンバーと家族、応援してくれた人と記念撮影をして終わりました。さて、来月の百万石ロードレース。気合を再度入れなおして自己ベスト更新を狙って走りたいと思います。頑張ります。

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