ペースランナーの続き。 ゼニヤのウールカシミヤの生地入荷しました。

昨日の金沢マラソンペースランナーで、4時間15分ジャストで入ったことをブログに書けと言われまして。素晴らしいという言葉も頂きましたが、ちゃんと時間調整をして入ったからぴったりだったわけで。特別ではないと思っておりました。


今回4時間15分のペースランナーを務めたのは、同じチームのメンバー4名。走力は一名が3時間15~6分のベスト、女性が3時間19分。私のベストが一昨年の金沢マラソンでネットで3時間18分。もう一名は3時間半は切ってないものの、先日の10キロでは40分切りをしている、スピードを持ったメンバー。


4時間15分を務めるには、走力的には問題なかったと思います。


昨日のラップをもう一度。

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29分で来ていて15キロのところだけ1分短くなっておりますが、実はこのラップ。4~5キロ走った辺りから尿意をもよおしてまして、20キロ過ぎると、トイレも空くだろうと我慢していたわけです。ところがゲストランナーがトイレに行きたいとのこと。


実は今回はペースランナーは、トイレに並んでしまうと、ペースキープができないので、金沢市から、沿道のコンビニにお願いをしており、事前にどこのコンビニにお願いしてあるかはお知らせ頂いておりました。


13キロ地点で、あと2キロですけど、我慢できますか?と聞くと大丈夫ということで、15キロ地点のコンビニを目指します。14キロを過ぎて、このままのスピードでトイレに入ってしまうと、ペースランナーに置いていかれるので、二人だけ歩道を速く走りました。


15キロ地点だったので、そのコンビニの丁度前に、15キロ地点のセンサーがあり、それをまたいだのです。ですから、私だけが、ちょっと早い。無事トイレを済まして、急いで仲間のペースランナーの所に戻りました。


ペースが完璧だったと言われたのに、タイムにばらつきがある言い訳だけ述べさせて頂きました。


ペースランナーのお手本というのが全く分かっておりません。私自身がペースランナーと一緒に走ったことがなく、唯一遭遇したのが、大阪マラソンの3時間30分のペースランナー。


今回はチームメイトがタイム設定をし、こんなものまで作ってくれました。実際は更にラミネート加工をして、雨でも絶対に分かるように。これをペースランナー4人全てに用意してくれたのです。


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前半は5分50秒ペース。後半はほぼ6分ペース。号砲が鳴ってから、スタート地点をくぐるまでに5分の予定が実際は4分でした。最初の20キロで、この4分を消化する為に速く入る予定でしたが、そうもうまく行かず、25キロまでかかりました。


以前から、ペースランナーの経験者には、ランナーから「速くないか?」とか「遅くないか?」と聞かれることがあると聞いていましたが、実際に何人にも聞かれ、その都度ちゃんと答えました。4分のロスがあるので、前半でそれを取り戻し、そして後半は少し落とす。そして、現在5分50秒ペースで走っていることを伝えました。我々と一緒にゴールするとグロスで4時間15分、スタート地点が我々と一緒だとすると、ネットでは4時間10分程度になるのではないか。とも伝えました。


特別ペースランナーの練習をしたわけではないのですが、ここの所、通常の練習でトラックを走ることが多く、しかも私がペースキープをすることが多かったのですが、それが役に立ったような気がします。トラックの場合は400メートルという距離が決まっており、これにGPSでの距離表示とラップを作動させると、距離が合わなくなるので、勿論距離はGPSで計測しますが、実際は距離表示を見て自分でラップを押すように致しました。


ペースランナーでこんなことを言う人がいるか分かりませんが、練習では1キロおきのラップを伝えていたので、練習のように20キロ辺りからでしょうか、1キロずつのラップを伝えました。「5分50秒です、このまま行きます」と。最後の最後までラップを言い続けました。一度極端に遅くなるラップがあり、「今のラップ◯◯分です。すみません」すみませんと謝る必要があるか分かりませんが、謝っておりました(笑)


30キロ辺りで、ペースは予定通りになり、35キロ40キロとほぼ予定の通りで通過できましたので、残り2.195キロはそのまま走っても30秒の速くゴールができるはず。ペース自体はGPSで現在のペースを見ながら、速いよ、遅いよと声をかけながら調整していきました。


残り2キロで、「ここまで来たら大丈夫ですから、行ける人は行って下さい。」と声をかけましたが、一人だけが飛び出したように記憶しています。まだ我々の後ろに集団となってついてきます。


残り1キロで、「行って下さい。」というと、皆スピードアップしていきました。タイムをしっかりと調整してきたので、余裕を持って、まだ15分に間に合いそうなランナーを我々4人でフォローし、急いで~~と声をかえて、自分たちは、ゴール前に集合をし、時計を見ながら手を繋いでゴールしたというわけです。


ラップを伝えながら、走るって、考えていませんでしが、練習がそうだったので、同じように致しました。残り僅かになってから「時計は見ないでついてきて、絶対に間に合うから」とも声をかけたと思います。終盤に来て時計を見て計算するって大変だと自分が知っていたので。


ゴール後、今年還暦だという女性ランナーにお礼を言われました。ずっと一緒に走ってきました。良い仕事ができたと思っております。昨日は適当なブログだったので、今日改めて書かせて頂きました。一緒に走ったチームメイトにも恵まれましたし、ペース設定を考えてくれたチームメイトに感謝します。


一つだけ、反省というほどでもないのですが、頑張っている人に頑張れ!って言われても。と言われたことがあったのですが、最後の最後必死にタイムに向って走る人を見ると「頑張れ!」としか言えないのですよ。ゴール前200メートルで、片足引きずりながら、必死でゴールに向かうランナーに声を掛けさせて頂きましたが、思い出すだけで泣きそうです。


今、マラソンは7時間という制限時間となり、敷居が低くなっていますが、本当は過酷な競技、練習をせずに臨むということは危険なことだとも思います。脚を引きずったランナーは恐らく練習を積んできたからこそ、諦めずにゴールができた、ゴールしようと執念が走りに出ていたのだと思います。もしこれで目標が達成できていたのであれば、声を掛けさせて頂いた私も幸せです。

さて、マラソンが終わって、急に気温が下がり冷え込んできました。そろそろウール素材でのシャツのご注文も入ってきております。こんな生地で如何でしょうか。


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NO-M1706 ネイビの地模様のある生地 エルメネジルド・ゼニアErmenegildo Zegna社製生地 ウール95%カシミヤ5%です。お仕立上がり¥36,000+税。

上の写真ですと無地っぽく見えますが、地模様が入っております。

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暖かいのは間違いないです。ご注文をお待ち申し上げております。


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