つくばマラソン完走記（２）

昨日ブログを更新したところ、まだスタートしてない。と言うと、スタートまでの練習から入らないとダメだと言われました。これで更に完走記が遅れる。

今回目標の１５分切りができましたが、かなり練習をしました。水曜日と土曜日に。土曜日の早朝５時半からペース走とか、普通やりません。最初は４分４０秒から３０秒に上げていくという練習が、回を重ねると４分３０秒から４分２０秒へと上げても走れるようになりました。

キロ４分×１０本のインターバルもやりましたし、土曜日は、山の方へ２０キロ近くのロング走もやりました。一人でインターバル走4000×3000×2000で、スタートは4000は4分20秒、3000は4分10秒、2000は最初の1000は4分、後の1000は3分50秒設定とか。よく一人でやりました。

一番の練習になったのは、４分半で３０キロのペース走でしょうか、それができたので自信になりました。それと金沢マラソンで４時間１５分のペースランナーをやった、３日後に、２０キロのペース走で、最初の１０キロを4分半、次の１０キロを４分２０で走ったのも自信になったかと思います。

スピード持久力はできたので、３時間１５分切りは大丈夫かと。つくばは初めて走るので、ウエーブスタートと言ってももネットとグロスの差が分かりません。昨年走った大阪のように多く見積もって２分としました。実際は３４秒でしたが。

２分のロスを解消するべく、想定したラップが３０キロまでは、３分３５秒、３０キロ以降は３分３３秒。これで、フィニッシュが３時間１４分５９秒になるはず。

さて、練習はここらにして、そろそろスタートを切らないと。１分からのカウントダウンが始まり、AブロックとBブロックの空間が随分ありましたので、Bブロックの先頭は徐々にAブロックに詰めて行くような感じに。

２分のロスを見ていましたが、スタートは目の前に見えるようになりました。これで少し貯金ができる。

号砲がなり、スタートします。周りのランナーはサブスリーを狙うようなランナーだっと思いますので、ペースが速い。時計の設定を失敗し、現在のスピード、ラップが出てこない、１キロを見てみないと、自分がどれだけのペースで走っているかわからない。それでも最初は混雑もしているのと、号砲と同時に時計をスタートしたので、スタートラインを越えるまではほぼ早歩き状態だったことから考えると、この１キロはあてになりません。

時計が１キロを示します。５分２秒。ちょっと遅いが次のラップを確認、２キロ目のラップは４分２７秒、ちょっと速い、それでもまだ後ろからランナーがどんどん抜いていきます。

今回の戦略。５キロでペースを確認して、次は１０キロを見ずに１５キロ、そして３０キロを確認してから、残りの戦略を考える、その時まではとにかく、１キロのラップだけを見て調整する。

２秒早ければ、次のラップは２秒遅く走る。そんな感じで無理はしない。3キロが、４分３４秒、４キロが速く入りすぎて、４分３４秒、５キロはちょっと遅く、４分３７秒ようやくペースが掴めてきます。

１０キロ辺りでスタート時に、今日は４分で押していく。と言ってた若いランナーが、側道を反対向いてとぼとぼと歩いているのが見えます。どこか故障をしたのか、それにしても諦めるのが早過ぎると思った次第です。

マラソンやっている人は分かると思いますが、走っている時、自分のペースと同じようなランナーを見つけて、その人を追っかけることがあると思います。

今回は、なぜかCブロックからスタートになった、ライベル「しげちゃん」ウエーブが違うから、ネットで勝負をしようぜ。と言って臨んだこのマラソン。フルのベストタイムは私よりも上、そして年齢は私よりも３歳上。私が三年後、同じように走れるかも疑問ですが、５分後に走り出しているだろう「しげちゃん」を意識しながら走ります。

そうすると前方に赤のランシャツランパンのランナーを見つけます、背格好も似たような感じ、後頭部のヘアの状態も同じような感じ（笑）仮想しげちゃんに決めました。５キロくらいは並走というか、私がピッタリ後ろに付くような感じで走ります。

いいラップです。このまま付いていきたいと思いましたが、追っかけていくと、４分３０秒を切ったりしました。いかんいかんこのまま行くとオーバーペース。仮想しげちゃんにさようならをして、次のターゲットを見つけます。

いました、レーサーバックの女性。なぜか両肩に迷彩柄のテーピングをしています。そして白いメガネ。彼女を追っかけることにしました。エイドで少し離れたりもしますが、レーサーバックとも数キロ並走しました。

ただ、どこかのエイドで給水をした時に私が抜いたのか、彼女の姿を見失います。１５キロ地点に来ました。時計を見ると、1時間９分台。想定が１時間１０分４５秒。ちょっと速い。ただスタート地点でのロスが３０秒でしたので、あまり計算はせずこれくらいだろうと。