2019金沢マラソン3時間45分ペースランナー第四話

ペースランナーなのに四話まで引っ張って申し訳ありません。


その前に今日は11月1日。もう11月1日。マラソン追っかけていると一年が早い!

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起きて直ぐに着替えてお朔日詣りに。宮司さんが太鼓叩いてくれているのでご挨拶。「今年の金沢マラソンは天気がよくてよかったね~~」「いやいや土砂降りでしたけど」そんな会話で始まった11月1日。


今後の私のレース予定は11月3日松任ロードレース、そして本番レースの11月24日のつくばマラソン。一週間後の12月1日の大阪マラソンは一年の締めくくりで楽しんで走れればと思います。それもつくばマラソンの結果次第ですが。


そのために実店舗の営業は。

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こんな感じで水曜日をお休みいただくわけですが、WEBに関しては私が全て担当しておりますので。


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こんな感じでお休みを頂きます。誠に申し訳ありません。私に会いたいという変わった方はこの赤の日を除いてご来店を頂ければと思います。よろしくお願い致します。


さて、続きです。20キロ辺りまでは口も足も絶好調だったのですが、急に足が重たくなって来て心肺は問題ないのですが、ちょっと辛くなってきたのです。あれ?おかしい。でも練習も積んでるし。やはり日頃のペースで走ってないからか?


なんだかペースランナーでなければ歩きたいくらいの衝動にかられます。なぜ?ここでは暫く無口になりました。申し訳ありません。真剣に走ろうと。


ゲストランナーの重友さんとこの辺りで追いつきます。お声を掛け暫く話します。と言っても私が一方的に話しているだけなのですが、暫く並走しましたが先に進まれていきました。


数キロ過ぎると私の脚に問題があったのか?それとも気分的なものなのでしょうか少しは回復しまた声を掛けられるくらいになってきました。田んぼの中を走る区間でもあり応援も少ないのですが、左折をするとスーパーの駐車場からは沢山の応援を頂きます。雨も降っているのに本当に有り難い。「有難うございます」と沿道に手を振りながら足を進めます。


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この辺りで25キロを過ぎた辺り。


そろそろ私の鬼門の佐川急便。自分のレースの時もこの辺りから足が重たくなったいきます。角を曲がると佐川急便のおにいちゃん達が10名ほど応援してくれています。この辺りでは口は戻ってますので「いつも配達有難うございます」と言いながらコーナーを曲がります。


そして後半2つの坂の一つ。


私はいつも足が攣るので実は昨年はこの辺りでコムレケアを投入しました。不安でしたから、ただ今年はふくらはぎに負担がかからないような走り方を実践しておりまして、実験と言ったらペースランナーをやっている上でどうかとも思いますが、ふくらはぎの張りも感じないのでこのまま進みます。ただこの辺りから本格的な雨となってきます。


一緒に走っているドクタランナー。後から金沢のM平先生に聞くと滋賀県のドクターのようでした。ちゃんと聞いておけばよかった。走りながら自己ベストは?とか。それをいつだした?などと聞かれるので昨年のつくばマラソンで3時間13分と話、年齢の話になると私と同じ年齢でした。私が5月生まれドクターは10月生まれ。昔はサブスリーで走られたとのこと。同年齢で頑張っているのだから頑張らないといけないとお話しましたが、山中先生も同じ年齢ですね。と話をふると大学の時の同級生らしいです。


さて、後半。河川敷に上がる坂。この辺りから皆さん辛くなってくると思います。我々は上り坂であってもペースを落とすわけにはいかないので、一定のペースで上ります。ただ雨も強くなってきているので、歩き始めるランナーもいます。ドクターランナーが歩いているランナーを見ると必ず声をかけます。「大丈夫?」そうすると全てのランナーが手を上げて大丈夫と答えます。ドクターは「身体冷えないように兎に角身体を動かして!歩いて!ここまで来たら歩いてもゴールできるから!」と声をかけ我々と一緒に走ります。


河川敷を走り、左に曲がるとそろそろカレーエイドです。次はカレーですよ!とアナウンスをして足を進めたのですが、ここの下りでラップが5分を切って4分台になってしまいました。1キロ毎にラップを私は皆さんに伝えるのですが、この時だけは言い訳しました「下り坂だったから」と。


左に折れて折返しの向こう側にカレーのエイドが見えます。確認すると手前がカツ入り、奥がカツ無しでしたので、それをランナーに伝えます。同じペースランナーの昨日ご紹介させて頂きましたリーチマイケルは「カツ入りよりカレーのみをお勧めします!」と言ってます。私も体調があまり良くないのか、昨年はカツ入とカツ無しの2杯食べたのですが、今回はあまり食べたいと思いません。カツ無しをとって三口くらいで胃の中に流し込み、ペースランナーに合流します。ここで少しペースが遅くなりました。


さて、このカレーエイドを過ぎると終盤です。ここまで来たらあとは本当に踏ん張るだけ。32キロから33キロの間くらいに浅電の線路をまたぐちょっとした橋があります。多分この坂がその前の坂だったかに、ペースランナーのリーチマイケルが叫びます。この方昨年も坂担当「申し訳ありませんが、最後の坂です頑張りましょう」確かそんな感じ。なぜに謝る(笑)昨日のブログをご覧になっていない方再度リーチマイケルの写真を。


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体型はランナーじゃなくラガーマン。しかしよく3時間45分で走りきりました。まあもともと3時間一桁で走ってたランナーですからね。経験も十分です。


この坂を下り、そして左に進めば駅西の50メートル道路です。ここでまた多くの人の応援を受けられるはずです。順調にペースを積み上げ30キロ地点。そろそろ3時間45分のペースランナーについてきているランナーも固まってきました。約20名くらいいたでしょうか。


1キロ1キロのペースを周囲のランナーに伝えながら、30キロ地点で予想のゴールタイムを伝えます。予定では1分程余裕を持っていたのですが、この時点で40秒程になっていました。そこで他のペースランナーに5分15秒ペースを落とさないように伝えます。


30キロを過ぎて一番気持ちが良い道路のはずですが、ここまで頑張ってきたからこそ足が重たくなってきているランナーも沢山見ます。私も何度も経験がありますが、ペースランナーに抜かれると本当に嫌なものなのです。と言っても我々の仕事は一定のペースでゴールを目指すだけ。


ペースランナーをやっていて本当に幸せな瞬間は30キロを過ぎた辺りで感ずることができます。自分のタイムをクリアしたい。ペースランナーと一緒に走ることによって自己ベストを塗り替えたいと思うランナーと一体になって走る。そして我々はそのランナーに声掛けをする。1キロ1キロのラップを伝えると数人が後ろから「はい」「はい」と返事をくれます。


県庁を過ぎるとお待ちかねの「コーラ」が置いてあるエイドにたどり着きます。コーラは甘く疲れた身体に本当に染みます。「次のエイドにはコーラがありますよ」と伝えて私も一杯コーラをもらい元気を出します。


この辺りでは、道幅も広いですし余裕がないランナーにはドリンクとりますか?とも声をかけ私がとったドリンクを渡すこともできました。もし仮に来年もペースランナーをやらさせて頂く機会があれば、このようなこともやっていければと思いました。


さて、県庁を過ぎて左折をすると金沢マラソンもクライマックスに入ってきます。


今日はここまで。


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