アイロンのかけ方。カンクリーニの生地5色。

今日は時間があったので。

時間があったというのはヒマを言い方変えただけなのですが。

アパレル業界のおいては2月と8月がやはり一番静かな時期でございます。

そこで、ちょっとサンプル作りをしておりました。店頭でお見せする生地のサンプルなのですが、サンプルを作る為に生地にプレスをかけておりました。

シャツをクリーニングする場合には、クリーニング屋さんに出す場合とご自宅で洗濯される場合とあると思いますが、何が大変かと言うとプレスが大変。

家庭用のアイロンですと軽いので両手でアイロンを押させて強くプレスをかけないと、綺麗に仕上がりません。ただトーマスメイソンやカンクリーニなどのイタリアの生地は糸のテンションが強く、アイロンはかけやすいですし、そもそも畳んであってもそんなにシワにはなっていませんでした。

GIZA（エジプト綿）などは柔らかく着心地はいいのですが、シワにはなりますし、プレスも難しくなります。クリーニング屋さんに出すのであれば、どちらでも構わないのですが。クリーニング屋さんのアイロンは家庭用のアイロンとは違い重さもありますし、しっかりとプレスができます。ご自宅で洗濯される場合は生地のクオリティも考えられたらいいかと思います。

ということで、昨日に続き、カンクリーニの生地のご紹介。下の5色は色違いの生地なのですが、配色変えると違う生地に見えてしまうこともあります。下の2枚ブルーとグレーはビジネスでも問題なく使える色合いですが。上の三色はかなり個性的な色合いだと思います。

ブラウンベースに白抜きストライプ間はパープルストライプの生地　イタリア CANCLINI カンクリーニ社　綿100％　ベースが茶色ですから、そこそこ達人でないと難しいかと思いますが、その上にパープルのストライプ。是非挑戦してみてもらいたいですね。

明るめのネイビーベースに白抜きストライプ間は赤のストライプの生地　イタリア CANCLINI カンクリーニ社　綿100％　こちらの色もインパクトが強い。明るめのネイビーに赤のストライプですから。

黒ベースに白抜きストライプ間はグレーのストライプの生地　イタリア CANCLINI カンクリーニ社　綿100％　個人的にお勧めはこちらの配色。黒にグレーのモノトーンの生地です。最近はノータイでスーツを着ることが普通になってきていますが、ありふれた柄だとビジネスの延長線になっていますが、このシャツだとまさにお洒落着の位置付になると思います。