すみません。昨日は中途半端に終わってしまいました。今日中にスタートできるか？
ホテルにチェックインをして朝食が用意されていることを知りましたが、目の前にはどん兵衛とおにぎり2つと大福と自宅から持ってきたバナナ。
取り敢えずはこれだけ食材があったとしても明日いらないしな・・・ただ明日の朝食がどんなものが出てくるかも分からないので、取り敢えずはおにぎりを一つ食べることにしました。おにぎりを一つ食べて三ノ宮の街へもう一度戻りました。
なかなか神戸の高架下もいい雰囲気。明日はこのあたりで打上げだな！と思い。
やはり麺を食べようと。事前に調査しておいたお店がこの近くだったはず。とうろついていると、チームメンバーが食べている晩ごはんが送られてきます。何？うなぎ食べてる？うどんか？やはり麺だな。麺にしよう。
本格的な手打ち麺。私きしめんとかも好きなので太い巾のラーメンを食べようと。ただパクチーとにんにく、そして辛いの駄目なのでラー油も止めました。
見た感じは牛骨でとった美味しそうな汁に太麺。そして牛肉のブロックが少し。隣の女性3人はラー油が入った辛そうな麺を美味しそうにすすっています。
なかなかのビジュアル。で口の中に麺を入れると・・・
完全な異国の味でした。何だか舌が痺れてくる。いや痺れている。水を飲むと水もおかしな水が入っているのではないかと思うくらい痺れる。ん？大丈夫かいな？
で、半分くらい食べて・・・ごめんなさい。残してきました。すみません。
教訓。たとえ異国情調のただよう神戸でもレース直前は日本の料理にしましょう。
ということでホテルでおにぎり一個食べてきたものですから、何となくお腹が膨れているような膨れていないような。かと言って別のお店で何かを食べるような腹具合でもない。
夜景を見ながら一人寂しくホテルの方へ。
スタート地点近く。
そしてホテルの斜め前にあるセブンイレブンであんまん買って食べて寝ました。
ホテルでは1時間毎に目が覚めたりなんだかはっきりしない睡眠でしたが、5時にアラーム。顔を洗って着替えて5時25分にロビーに降りるとランナー向けの朝食が用意されていました。
素晴らしい朝食でした。ランナーにぴったり。先ずはトレーを持ってテーブルへ。おにぎりもいくつかの種類がありそれ以外にもお味噌汁、野菜ジューズ、バナナに、カステラにどらやき、コーヒーもありました。東横インの神戸市役所前。スタートゲートにも数百メートルで到着する好立地。
結局どん兵衛とおにぎり一個はバッグの中。
食事をしてからストレッチ。金沢マラソンで左右の股関節に痛みが生じたのでそれ以降ほぼ毎日ストレッチやっていました。
これが良かったのかレース途中に股関節が痛くなることはありませんでした。
ホテルがスタート地点に近いしまだ時間はたっぷりありましたので、そこからジョグ。先ずはスタート地点を確認。私は昨年同様Bブロックだったので、そんなにスタート地点から離れてはいないはず。
明治42年（1909）3月21日、神戸の湊川埋め立て地から大阪の西成大橋東端までの約32キロの「マラソン大競走」が行われました。 日本で「マラソン」という名称を使ったのは、この大会が初めてと言われています。 参加申込者は408人にのぼり、体格試験によって120人にしぼりこまれました。
とのこと。神戸は発祥の地だとは知りませんでした。
まだスタートゲートは取り付け中。
私がまだジョグしている時に既に多くのボランティアの方々が集まってくれてて、早朝から本当に申し訳ない有り難い気持ちでいっぱいでした。
チームメンバーからこの像の前で自撮りで写真を撮れというミッションを頂いていましたが。
撮ることは撮りましたがここでのアップは控えておきます。
ASICSの店舗も最高のロケーションにあります。海の方に行きたくなって。
ペースも上がって気持ちよくジョグ。
ちょっと走りすぎたかも知れません。
慌てて昨晩用意したウエアに着替えます。
シューズは割りと相性がいいナイキのアルファフライにしました。スマホを見ると何時頃入ります？というような連絡がチームメンバーから入っていて、そんなに時間はなかったので、慌てて大福かじりながら荷物預かりのトラックの方へ。ジョグの時は横断できた大通りも既に封鎖されていて地下道を通ってスタート地点へ。
第一チームメンバー発見。
荷物を預けて。
この間を通っていくとゲートに入れます。
Aブロック男性2名女性1名。Bブロックは私と女性1名。そしてCブロックに男性1名。もう一人Bブロックの男子メンバーがいたのですが、トイレに行って見つからず。
女性のBブロックのメンバーMちゃんとゲートに進みます。
前回は一人でしたが、今回は二人だったので気が紛れて助かった。目標とするペースはほぼ一緒。4分45秒くらいで入って、きつくなったら10秒落とす。10秒落とすと楽になるだろうから？たとえ10秒落として20キロ走ったとしても200秒ってたったの3分20秒。それくらいしか変わらないしね。と言いながらスタート時間を待ちます。
セレモニーが進んで。そして昨年も聴いたこの曲を。
下のYou Tubeは帰ってから改めて探して聴きました。
そしてこの曲ができた背景もこちらで。
昨晩見ましたが涙が溢れて。震災の前に神戸の当時取引をしていたバイヤーさんの知り合いで、そのバイヤーさんとイタリアで仕入れをしてきたカシミヤのコートをそのバイヤーさんのお知り合いの酒蔵の当主さんにお納めしたことがありました。その直後に震災でその方は亡くなられました。
また震災でダメージがあり、そしてコロナと大変な時期を過ごして廃業された同業の方もいらっしゃいます。私は復興された神戸を見、そしてそこで走らせてもらえている。そう考えると熱くなるものがありました。
黄色の手袋をした両手を合図とともに上げました。前には手袋をホテルに忘れてきたのか？手袋はしていないけど、黄色のペットボトルを上げている人もいました。私も元気で生かされているうちは諦めずに走りたいと思った次第です。
スタートまであと数秒。今日はここまで。
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