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忘年会もピークを迎え残すところ明日1回のみとなりました。

ただ明日の忘年会が一番強烈でございます。スポーツジムの忘年会。何が強烈かと申しますとみんな体力があります(笑)飲み方も違いますし、カラオケにしても迫力があります。

今日はゆっくりと身体を休めることにします。

さて、ここのところネクタイの話題が続いておりますが、本日もネクタイのことを。

昨日のブログではネクタイの巾の話をしましたが、ネクタイの作りは巾だけで決まりません。厚みもあります。薄いネクタイと厚いネクタイ。厳密に言いますと薄い芯地のネクタイと厚い芯地のネクタイと言うことになります。

これも流行によって芯地のセレクトの仕方が変わってきますし、ブランドによっても違うと思います。最近は厚めの方が多いような気がしますが、ただコーディネートするシャツの衿の形状によってはあまり厚い芯地のネクタイをそのまま結んでしまうとバランスが悪くなることがあります。

逆に薄い芯地のタイを結んで結び目を大きく見せたい場合はウィンザーノットやセミウィンザーノットで結べばいいのですが、厚い芯地の場合はノット(結び目)を小さくしようと思ってもなかなかうまく行きません。そこでどうするか?(私はこうしています)

先ずは通常の結び方。
tie_scabal_1.jpg
普通はこのように大剣(ネクタイの太い方)と小剣(ネクタイの細い方、裏側に回る方)をクロスさせて結びます。当たり前のことですよね。

この時、私はこのように致します。
tie_scabal_2.jpg
小剣の方を半分に折るわけです。基本的にはタイを結ぶ時は小剣に大剣を巻き付ける様に致しますが、その時に細いものに巻き付けるようにしますと、巻いたネクタイ自体が細い形状になりますね。

細いネクタイに巻き付けるようにして大剣を結んでいきますと、ノット(結び目)が小さくなる訳です。ただこの結び方をしますと、細いノットから太い大剣を出してきますので、必ず余りといいますか無理が生じます。それをディンプル(えくぼ)にして逃がしてあげる訳です。
tie_scabal_3.jpg
この場合は逆に深いディンプルができると言う効果もあります。ネクタイのノット(結び目)を小さく見せることができてしかも綺麗なディンプルができますから胸元も綺麗に見えます。決してネクタイの巾が変わる訳ではありませんので、タイ自体のイメージが変わる訳ではありません。

ネクタイの結び方って私はとても大事なことだと思います。綺麗にコーディネートしているなと思っても何となく印象がぼんやりして見える方もいると思います。タイの締め方でコーディネート全体の締まりもできますので、タイ次第では結び方の変化を付けられたらと思います。

勿論私もネクタイによってはセミウィンザーにしたり、ダブルノットにしたりも致します。違うネクタイの結び方は機会があればということで。

女性の皆さんクリスマスのプレゼントがまだお決まりでなければ、金港堂のネクタイで実際にプレゼントされる方の首に結んであげて下さい。くれぐれも力が入りすぎて首を締めないように。

それでは、メリークリスマス(ちょっと早い?)

ちなみに掲載しております、ネクタイ Scabal スキャバル イタリー製 ¥17,850-です。

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